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モリタ建装(株)は、埼玉県川口市の住宅内外装塗り替えリフォームを専門とする会社です。


良い塗料とは
外壁塗料にとって最大の敵は太陽光の紫外線です。
塗料の分子結合力を紫外線のエネルギーによって破壊され、塗料は寿命を迎えます。
各塗料メーカーはこの分子結合力の高い塗料を研究し製造しています。

水性と溶剤
塗料には水性系と溶剤系があります。
一般的に言って溶剤系塗料の方が分子結合力が強く耐久性が高くなります。
これは水性塗料が分散している状態から乾燥し塗膜を作るのに対し、
溶剤塗料は分子自体が溶けている状態から塗膜を作るので密で強固な塗膜が出来るためです。
水性塗料・溶剤塗料

1液型と2液型
塗料には1液型と2液型があります。
1液型は自然乾燥によってゆるやかに塗膜を形成します。
2液型はA液・B液を混合し、化学反応を使った強固な塗膜が形成されます。
この事から分子結合の強い塗膜が作られるのは2液型塗料になります。

樹脂による違い
塗料には樹脂が含まれますが、これが性能の差になります。
ウレタン→シリコン→フッソの順に分子結合力の強い塗膜になります。
しかし、コストパフォーマンスで見るとシリコン塗料が一番優秀になります。
樹脂のコストパフォーマンス

シルビアNADシリコンの親水性による耐汚染性実験

一般的な水性シリコンとシルビアNADシリコンで、カーボンペンによって線を書き乾燥後に水拭きによってどの程度汚れが落ちるかの実験結果です。

カーボンペンは炭素系のペンで排気ガスとう一般的な汚染の代わりで、水拭きは雨水のかわりになります。

シルビアNADシリコンは高い親水性と、弱溶剤塗料である塗装膜のきめ細やかさから高い耐汚染性を発揮し、汚れが付いても雨で綺麗に落ちます。

 塗料は紫外線による分子結合の破壊に対抗しているとお話ししましたが、紫外線エネルギーと各樹脂の分子結合力は下記のようになっています。
ただし、フッソ系や無機系の塗料は材料価格が高い為、コストパフォーマンスで見ると一般住宅にはシリコン系が最適です。
 太陽光紫外線エネルギー    410kJ/mol

アクリル樹脂結合エネルギー  355kJ/mol

シリコン樹脂結合エネルギー  390kJ/mol

フッソ樹脂の結合エネルギー  410kJ/mol

無機樹脂結合エネルギー     445kJ/mol
 

これらの事からモリタ建装では住宅外装の塗り替えで、溶剤2液型シリコン塗料をお勧めし、下記仕様を使ってます。
 外壁  シルビアNADシリコン 
 弱溶剤2液型シリコン塗料
 鉄部 シルビアNADシリコン 
  弱溶剤2液型シリコン塗料
 屋根  遮熱パラサーモシリコン
  弱溶剤2液型シリコン塗料
製造メーカー:日本特殊塗料(株)
 日本特殊塗料鰍ヘ自動車者から飛行機までの塗料を製造する塗料技術のリーディングカンパニーです。
この文書は一般例でありあてはまらない塗料もあります。

モリタ建装(株)は、埼玉県川口市の住宅内外装塗り替えリフォームを専門とする会社です。