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年度別 [2024]

K様工事前後
2024年6月24日(月)
モリタ建装−工事例18

■ガラリと色を替えイメージチェンジを!

写真の建物はモリタ建装が昨年工事した、さいたま市のK様邸です。

○劣化状況
・外壁
金属サイディング壁で目地シールに亀裂が見られる。
全体的に汚染が進んでいる。

・屋根
コロニアル屋根で汚染と苔の発生が見られる。歩行したとみられる亀裂がある。

・その他
破風板の目地シールに亀裂が見られる。

○外壁
塗り替え前は地味目なグレー系の外壁でしたが、オーナー様はピンク色に仕上げたいとのご希望がありました。
しかも派手なショッキングピンクのような色を考えていたので、住宅に使う場合派手すぎるので、落ち着いたピンク色をおすすめしました。
破風板や雨樋は茶系だったのですが、明るいイメージで白色をお勧めしました。

塗り替え工事の場合半分以上のお客様は今使われている現状色を指定され、現状より少し濃く、淡くといった要望がほとんどです。

しかしドコかで見られたかガラリと色を替える物件もあり、失敗も予想されるため冒険になりますが、私もできるだけアドバイスしています。
ただしプロしては完成後にオーナー様が後悔するのが一番怖いので、どうしても無難な色をお勧めしてしまいます。
たまにオーナー様が想定外の色を選ばれて、完成したら私も納得したようなケースもありますが、人間無難が一番です。

今回の仕上がりはオーナー様にもご満足頂き、良いイメチェンが出来たと思います。
ビビットなピンクを使わなくて良かったと仰っていただきました。

K様工事前後
2024年6月17日(月)
モリタ建装−工事例17

■定期的な塗り替え工事はお忘れなく。

写真の建物はモリタ建装が1昨年工事した、蕨市のK様邸です。

○劣化状況
・外壁
サイディング壁で目地シールに亀裂が見られる。
手摺壁(手前のグレー部)の塗装がボロボロに剥げている。

・屋根
5年前にモリタ建装で屋上防水工事済み。


○外壁
築30年の建物で、築10年で塗り替えたが、それから20年は空いてしまったそうで、手摺壁(手前のグレー部)の塗装がボロボロに剥げていました。
また鉄部に錆が出ていました。

前回の塗装が20年前との事で、外壁塗装もかなり劣化が進んでいて、ボロボロ剥離している部位もありました。

塗装がボロボロ剥がれる場合は、下地から剥がれる事が多く壁の模様が崩れてしまっています。

そこで今回はボロボロに剥がれた壁をカチオンモルタルで模様を成型補修しました。
カチオンモルタルは密着性が高く、今回手摺壁の補修にはピッタリな材料です。

下地を成型したうえで、前回のような色分けで、濃グレーと白で仕上げました。

工事内容によって何年ごとに塗り替え工事が必要か変わってきますが、モリタ建装のお勧めは弱溶剤2液型シリコン塗装で15年ごとに塗り替えがお勧めです。
一般的塗り替えで使われている水性シリコンなどですと10年ごとに工事が必要になるかもしれません。

塗り替えて20年放置だと、思った以上に補修工事に金額が掛かり高くつきますのでご注意ください。

K様邸工事前後
2024年6月10日(月)
モリタ建装−工事例16

■屋根塗装は大事な工事です。

写真の建物はモリタ建装が昨年工事した、川口市のK様邸です。

○劣化状況
・外壁
サイディング壁で目地シールに亀裂が見られる。
全体的に汚染が進んでいる。

・屋根
大きなコロニアル屋根で汚染と苔の発生が多く見られる。若干の亀裂があり。欠損部は無い。

・その他
破風板の目地シールに亀裂が見られる。


○外壁
建物自体は屋根が大きくロッジ風なつくりで高級感があり素敵な住宅です。
外壁はサイディング壁で目地シーリングを打ち替え、シルビアNADシリコンで仕上ました。


○屋根
この建物の特徴として屋根がかなり大きいことがあげられます。
塗り替え工事でたまに屋根塗装しない物件を見ますが、あれはお勧めできません。

たしかに屋根塗装すると20万弱の工事金額がかかりますが、工事全体からすれば1/4〜1/5程度です。

それよりもコロニアルを手入れせずに20年程度放置すると、欠損や亀裂からの漏水や、コロニアル板が波打ってくるという障害がでます。
こうなると屋根全体の交換が必要で100万円前後かかる大工事になってしまいます。

屋根塗装には塗料飛散防止などから足場が必須なので、外壁塗装で足場を建てるなら絶対に屋根塗装もした方が良いです。

今回のK様邸のコロニアルは全体に苔が生していました。苔は根がコロニアル板を破壊するので、早急な対処が必要です。
高圧洗浄で苔や汚れ完全に除去し塗装します。下地の清掃が甘いと屋根塗装がすくに剥がれてしまいます。

また6寸勾配という屋根の傾斜具合がありますが、6寸勾配以上は屋根足場が必要という、労働基準監督署の指導があります。
作業者の落下防止からも必要な足場で、K様邸も屋根全体に屋根足場をかけました。


Yアパート工事前後
2024年6月3日(月)
モリタ建装−工事例15

■ガラッとイメージを変えてみては?

写真の建物はモリタ建装が昨年工事した、加須市のYアパート様です。

○劣化状況
築40年以上とかなり劣化している。塗り替えは20年前にしたそう。

・外壁
金属サイディングで劣化と汚染がすすんでいる。

・屋根
10年前に金属屋根に葺き替えたため、今回は工事外。

・その他
鉄骨階段・廊下がかなり錆びている。

○外壁
こちらは8部屋あって3室が空部屋なので、建物のイメージを替えたいと依頼されました。

現状は全部が茶系で地味な感じと錆や汚れでみすぼらしいので、ビビットな色でガラリと色を替える提案を私よりしました。
茶系・グレー系・濃紺+白の提案したところ濃紺+白を選んでいただきました。

外壁は濃紺で仕上げ、鉄骨部分と窓枠を白のシルビアNADシリコンで仕上げたところ、かなり格好良くなったと思いました。
オーナー様も大変気に入られ、工事後1ケ月したら3部屋に入居者が入られ空き部屋がなくったそうです。

モリタ建装はアパート・マンションも良く塗り替えますが、建物を綺麗にすると空き部屋率が改善されるとオーナー様に喜ばれています。
比較的低予算でガラリとイメージを替えられるので費用効果も高いようです。


H様邸工事前後
2024年5月27日(月)
モリタ建装−工事例14

■ガラッと色を変えてみては?

写真の建物はモリタ建装が昨年工事した、川口市のH様邸です。

○劣化状況
・外壁
サイディング壁でチョーキングが進み模様も落ちている。
目地シールに多数の亀裂、一部シーリングが抜け落ちている。

・屋根
コロニアル屋根で汚染と苔の発生が見られる。

・その他
破風板の目地シールに亀裂が見られる。
ベランダ床のFRP防水トップコートに亀裂と剥離が見られる。

○外壁
現状は1階が濃い茶色で2階が明るい茶系の建物でしたが、オーナー様が緑色にしたいという意向がありました。
クリアを使わずに単色塗料で仕上げればガラリと色を替えられます。

今回は1階を濃茶で2階を明るい緑を、破風板と壁幕板はハッキリした緑、屋根のパラサーモシリコンも緑系の物をオーナー様に指定していただきました。

プロとして選ぶなら1階を濃いめの緑、破風板と壁幕板も濃緑をお勧めしたと思いますが、オーナー様の意思を優先しました。

1階の茶色と2階の緑色の取り合わせはビビットな感じがしますが、一般的には同系統の色の濃淡で2色仕上げする方が普通です。
別系統の色を使うとビビットな感じになりますね。

ただ自然にある取り合わせ、今回は土の茶色と木の緑はあまり違和感が出ない取り合わせと聞いたことがあります。

真っ黄、真っ赤、ピンクなどあまり極端でなければ色のチャレンジも面白いと思います。
怖くて私の方から冒険をお勧めできませんが、、、、、

ご興味のある方はここのサイトのトップページの[外壁2色仕上げのお勧め]をご参考にしてください。

○屋根
パラサーモシリコンのグラスグリーンと言う色を使いました。

S様邸工事前後
2024年5月20日(月)
モリタ建装−工事例13

■タイル模様2色分け工法

写真の建物はモリタ建装が1年前工事した、草加市のS様邸です。

○劣化状況
・外壁
築15年の物件で外壁は、1階がタイル調サイディングで2階が単色サイディング。
目地に亀裂と剥落が見られる。
1階タイル調サイディングは経年変化からかなりチョーキングと汚染が進んでいる。
若干の小亀裂が見られる。

・屋根
和瓦のため劣化無く改修の必要なし。

・その他
破風板の目地シールに亀裂が見られる。


○外壁
1階はタイル調サイディングのため通常ならクリア(透明)仕上げしたいところですが、チョーキングによる色落ちと汚れや傷があったためクリア不可でした。
オーナー様はタイル調を気に入っていたので単色にしたくないとの事なので、多少工事金額が上がりますが、2色分け工法をお勧めしました。

これはまず全体を艶消し塗料(今回は白色)で仕上げ、凸部のタイル表面のみシリコン塗装(今回は赤茶色)塗装し目地に付かないように仕上げます。
タイル調サイディングでタイルの色が気に入らない場合にもこの工法が使えます。
ただし2色分け工法は目地が浅いと出来ない工法なので、現物次第です。

今回は黄色系のタイルから赤茶系のタイル柄に替えました。施工単価的には一般塗装の2倍弱程度です。

タイル・レンガ調の塗り替えで、現状汚染し過ぎてる場合やタイル調の色を変えたいなどの場合は2色分け工法をお勧めします。

○屋根
屋上は日本瓦なので改修は必要ありません。


防水工事写真
2024年5月13日(月)
モリタ建装−工事例12

■モリタ建装は防水工事もエキスパートです。

写真の建物はモリタ建装が2年前工事した、川口市のJマンション様です。
今回は防水工事だけの紹介です。

○劣化状況
・屋上防水
築25年の物件で屋上はシート防水の上シンダーコンクート仕上げで、目地が劣化し亀裂が多数あり苔などの汚染が進んでいました。
最上階のお宅に雨漏りがありました。

鉄手摺も錆が進んでいます。


○防水工事
モリタ建装は[防水工事]の営業許可もある防水工事のエキスパートです。

今回は高圧洗浄し目地撤去−ウレタンシールの上、ウレタン通気緩衝工法でやりました。
ウレタン防水はシームレスで下地が複雑でも防水性能が高い優秀な防水ですが、下地のコンクリの水蒸気で膨れが起きるのが欠点です。
通気緩衝工法はウレタン防水の下に空気が通る層があり、水蒸気を脱気筒で排出するため膨れません。
学校などの役所の建物もウレタン防水の場合は通気緩衝工法でやっています。

標準だとウレタントップコートで仕上げますが、ウレタンだと耐久性が5年以下なので、モリタ建装はウレタン防水はすべてフッソトップコートを使っています。
フッソだと10年以上待耐久性があります。

モリタ建装はシート・ウレタン・アスファルト防水いろいろやっていて雨漏りを止めるノウハウが豊富です。

Jマンション様は屋上をウレタン防水通気緩衝工法で、
鉄手摺はエポキシ錆止めの上シルバーシリコン塗装で仕上げました。

H様邸工事前後
2024年5月6日(月)
モリタ建装−工事例11

■模様サイディングの塗り替えにはクリア(透明)塗装がお勧めです。

写真の建物はモリタ建装が1年前工事した、川口市のH様邸です。

○劣化状況
・外壁
築14年の物件で外壁は1階がタイル調サイディング、2階が単色サイディングで各所に若干の汚染、チョーキングが進んでいる。
目地シーリングに亀裂・剥落が見られる。

・屋根
和瓦の為劣化は見られない。

・その他
ベランダ床FRP防水に剥離と小亀裂が見られる。


○外壁
建物外壁は1階がタイル調サイディングで高級感のある外壁ですが、これを単色で塗り替えると安っぽくなってしまいます。
オーナー様もタイル調がお気に入りだっのでシルビアUVカットシリコンクリアをお勧めしました。

模様サイディングをクリヤで仕上げると一般の方は塗り替えしたと気付きづらいですが、透明膜によってサイディングを守り全体に艶が出ます。

劣化して無かったら模様サイディングにはクリヤ塗装をお勧めします。
劣化したサイディングだと単色塗装または工事金額は上がってしまいますが、二色塗り分け塗装があり、改めて当ブログでご紹介します。

○屋根
屋根は日本瓦の為、改修しませんでした。

○ベランダ床
ベランダはFRP防水で小亀裂と剥離がありましたので、FRP防水専用工法のタフシール#300で塗り替えました。
FRP防水は大変良い防水ですが、防水層が紫外線に弱い為、グレートップコートで守らないとすぐに劣化するので注意が必要です。

Sアパート様
2024年4月29日(月)
モリタ建装−工事例10

■模様サイディングの塗り替えにはクリア(透明)塗装がお勧めです。

写真の建物はモリタ建装が2年前工事した、川口市のSアパート様です。

○劣化状況
・外壁
築15年の物件で外壁はタイル調サイディングで各所に汚染、チョーキングが進んでいる。
目地シーリングに亀裂が見られる。

・屋根
コロニアル屋根で汚染と苔の発生が見られる。亀裂や欠けは見られない。

・その他
破風板の目地シールに亀裂が見られる。


○外壁
建物外壁はタイル調サイディングで高級感のある外壁ですが、これを単色で塗り替えると柄や目地が無くなって安っぽくなってしまいます。
オーナー様もタイル調がお気に入りだっのでシルビアUVカットシリコンクリアをお勧めしました。

クリヤ仕上げは下地の状態がそのまま仕上がりになるので、チョーキングや汚染が進んだサイディングだと使えません。
Sアパート様の外壁は若干のチョーキングと汚染だったのでクリア仕上げができる状態でした。

クリアなら目地も模様もそのまま仕上がります。
透明塗膜(クリア)によって紫外線カットしますので、サイディング自体も守られます。

写真をみてわかるように塗装したのかしてないのか解りづらいですが、クリヤ塗装は艶でピカピカになります。

○屋根
屋根はコロニアル板でしたが、亀裂や欠けが無いので遮熱パラサーモシリコン仕上げとしました。
クーラー電気代はオーナー様分担なので遮熱塗料による光熱費の削減を期待し選定いただきした。


○破風・雨樋等
一般塗装部である破風板や雨樋などは弱溶剤2液型のシルビアNADシリコンを使いました。
破風板とは屋根のすぐ下にある横張の板で、雨樋と共に建物から出っ張った部分に位置しますが、このような場所は雨水や紫外線が厳しい部位なので性能の高い塗料が必須です。

Y様邸工事前後
2024年4月22日(月)
モリタ建装−工事例9

■つや消し塗装にはつや消し塗料での塗り替えを。

写真の建物はモリタ建装が3年前工事した、大宮市のY様邸です。

○劣化状況
・外壁
築15年の物件で外壁は、つや消し塗装で仕上げられている。
つや消し塗装の為、全体的に汚れが目立つ。
若干の小亀裂が見られる。

・屋根
和瓦のため劣化無く改修の必要なし。

・その他
破風板の目地シールに亀裂が見られる。


○外壁
つや消し塗料による外壁なので、全体的に汚れが目立っているので、超低汚染つや消し塗料の[ビーズコートSiをお勧めしました。

つや消し塗料は顕微鏡で見ると表面が凸凹して光を乱反射するためにつや消しに見えますが、その凸凹に汚染がハマリ込み易いので汚染に大変弱いです。
ですからプロの塗装屋の常識では、つや消し仕上げイコール汚れやすいというのが常識でした。

かと言って現在の京壁風の落ち着いた壁をつや有りの塗料で仕上げると質感や高級感がなくなってしまいます。つや有りだとギラギラになってしまいます。

つや消し塗料でお勧めしたいのが鈴鹿ペイントの[ビーズコート]です。この材料は、微小技術によって艶消し塗料なのに超撥水を実現しつや消し塗料なのに汚染に非常に強いと言う素晴らしい塗料です。
弊社が10年前に工事した[ビーズコートSi]の物件は、10年たってもまったく汚れていない、つや消し仕上げと思えないような現状です。


○屋根
屋上は日本瓦なので改修は必要ありません。
日本瓦は瓦の重ね部分にシックイが詰め込まれていますが、これが取れている場合は修理が必要になります。


Yアパート工事前後
2024年4月15日(月)
モリタ建装−工事例8

■2回目3回目の塗り替え工事もモリタ建装に依頼されています。

写真の建物はモリタ建装が2年前工事した、川口市のYアパート様です。

○劣化状況
・外壁
前回の塗装が20年前のため、塗装がチョーキングしている。
目地シーリングに亀裂が見られる。

・屋根
和瓦のため劣化無く改修の必要なし。

・その他
破風板の目地シールに亀裂が見られる。
各戸玄関扉が汚染しているので塗り直す。

○外壁
左が工事前ですが20年前にモリタ建装で工事しました。20年ぶりに同じく弊社に工事ご依頼いただきとてもありがたかったです。
とても汚れて塗料も劣化していますが、なんたかんだ20年持つとは大したものだと思います。

今回も20年持つものを使って欲しいと言われたので、シルビアNADシリコンを使用しました。この塗料は弱溶剤2液型シリコンで最高級のシリコン塗料ですが、さすがに20年は持たないでしょうが、今回程度の劣化具合であれば20年可能と判断しました。もちろん20年保証はしていません、、、、

良くこの塗料を使ったら次回の塗り替えは何年後になるか尋ねられますが、建物の汚れの進行の気になり方は人それぞれなので断言はできません。
築40年でプロから見ればボロボロなのに、オーナー様は全然気にしてなかったりなので人によるとしか言えません。
ただ、これ以上放置すると重大な補修工事が必要になり大きな金額がかかるような場合には、私からアドバイスしています。


○屋根
屋上は日本瓦なので改修は必要ありません。日本瓦の耐久性は非常に高く、半世紀程度は軽く持つのでは?
ただ重量が欠点で地震には弱いので、日本瓦から金属屋根に取り換える工事が多くなりつつありモリタ建装でもやっています。
先日の北陸大地震でも、建物の耐震性能はクリアしていたのに日本瓦のため揺れがひどくなり全壊した家が多くあったそうです。

写真の様に建物前に大きな駐車場があり、工事進行には困難でしたが、居住者の方々と密に連絡を取り無事工事を進めました。
私は建築施工管理技士1級保有者なので、工程管理、住民管理・近隣対応には自信ありです。

Bマンション工事前後
2024年4月8日(月)
モリタ建装−工事例7

■大型物件も工事しています。

写真の建物はモリタ建装が一昨年工事した、春日部市のBマンションです。
本日も外壁に2色仕上げの例を取り上げます。

○劣化状況
・外壁
鉄骨ALC壁で目地シールに亀裂が見られる。
塗装がチョーキングしている。

・屋根
屋上ウレタン防水で特に問題点なし。

・その他
鉄骨階段やPS扉に錆が見られる。

○外壁
左が工事前ですが結構良い色使いで良い仕上がりですよね。実は14年前にモリタ建装が塗り替え工事しました。
14年後に再びオーナー様に工事を頂きました。前回の工事で不都合やトラブルが無かったため信用して頂いたと嬉しかったです。
オーナー様にも前回モリタ建装にやってもらって不満も無く良い工事をしてくれたので今回もお願いしますと仰ってくれました。

今回も2色仕上げを希望でしたが、緑でなく青系の色を使って欲しいというご依頼でしたので、右の仕上がりとなりました。

青と言っても落ち着いた青を選び、外壁色も白に近い淡い青系にしました。緑系から青系に変わるだけで建物の雰囲気も変わります。
今回は良い色を選べたと思いますが、色の選定はプロにとっても大変難しい作業です。

○屋根
屋上は前回の弊社の工事で全面的にウレタン防水にしていたので、今回はフッソトップコートの塗り替えで済んでとてもお安くできました。

ウレタン防水はシームレスで防水性能も高く、下地がどんな複雑な形状でもokですが、唯一ウレタントップコートを使うと耐久年数が5年程度と短くなってしまいます。そこでモリタ建装ではフッソトップコートを使っています。フッソだと10年以上持ちますので、今回のように14年たってもトップコートの塗り替えだけで済みます。

ちなみに前回の屋上防水工事は、通気緩衝工法という高級仕様で施工しました。数10センチの脱気筒を使用するタイプの防水でご存じの方もいらっしゃるでしょう。
役所の建物は耐久性などから鉄筋コンクリート造の建物が多いのですが、屋根は陸屋根という平らな屋上なので、防水工事は絶対に必要です。
役所工事に豊富な経験のあるモリタ建装は防水工事もエキスパートです。このへんは町の塗装屋さんとは違うところだと自負しています。

アパートやマンションなど大型物件の工事でもモリタ建装は経験豊富です。居住者様に告知する掲示物やチラシなども密に行っています。
賃貸物件の場合、居住者の方は工事には無関心で注意散漫になるのでその辺のサポートも弊社のお得意分野になります。

Gアパート工事前後
2024年4月1日(月)
モリタ建装−工事例6

■メリハリに欠ける建物は二色仕上げで-U。

写真の建物はモリタ建装が一昨年工事した、岩槻市のGアパート様です。
前回ブログと同じく外壁2色仕上げのお話です。

○劣化状況
・外壁
サイディング壁で全体的に劣化が進んでいる。
目地シーリングに亀裂が見られ、一部抜け落ちている。

・屋根
コロニアル屋根で汚染と苔の発生が見られる。

・その他
破風板の目地シールに亀裂が見られる。


○外壁
一般的なサイディング壁ですがメリハリに欠ける事をオーナーは気にしていました。
壁の中央に横に一周の壁幕板があったので、これを利用した2色仕上げを提案しました。

壁は明るいクリーム色にして全体的に明るいイメージにします。
ただ明るいばかりだとメリハリに欠けインパクトが弱いので壁幕板を濃い茶色で締める事にしました。

前回ブログでは上下2色の色分けでしたが、今回のような部材で色を替える事も良くやります。
建物を塗り替えでイメージを替える場合に2色仕上げは金額も掛からず有効な方法です。

ご興味のある方はここのサイトのトップページの[外壁2色仕上げのお勧め]をご参考にしてください。

○屋根
屋根はコロニアル板で、モリタ建装はパラサーモシリコンを使うところですが、賃貸物件の為、予算に限りがあるとの事でリリーフNADウレタンを使いました。
この塗料はパラサーモシリコンの日本特殊塗料(株)の製品で、遮熱効果が無くウレタン系の塗料ですが安く工事が出来ます。


○破風・雨樋等
いつもなら一般塗装部である鉄部や雨樋などは弱溶剤2液型のシルビアNADシリコンを使いますが、やはり予算の都合上ファインウレタンU-100を使いました。

予算によって材料や施工法を選びますので、工事の際はご相談ください。


2024年3月25日(月)
モリタ建装−工事例5

■メリハリに欠ける建物は二色仕上げで。

写真の建物はモリタ建装が昨年工事した、川口市のK様邸です。

○劣化状況
・外壁
サイディング壁でチョーキングが進み模様も落ちているのでクリア仕上げ不可。
目地シールに多数の亀裂、一部シーリングが抜け落ちている。

・屋根
コロニアル屋根で汚染と苔の発生が見られる。

・その他
破風板の目地シールに亀裂が見られる。
ベランダ床のFRP防水トップコートに亀裂と剥離が見られる。

○外壁
一般的なサイディング壁ですがメリハリに欠ける事をオーナーは話していたので、外壁を上下二色にすることをお勧めしました。
この建物だと真ん中に壁幕板が横に走っているので二色仕上げし易かったこともあります。

上下二色の場合は基本的に1階を濃い色、2階を薄い色で仕上げるのが常道です。
人間は濃い色を重く感じるので、2階を濃くするとアンバランスに感じます。
有名設計士の建物などで上に濃い色を使ったものがありますが、一般住宅の場合は常道で行きます。

写真をみても多くの人が二色仕上げに賛成いただけるものと思います。

ご興味のある方はここのサイトのトップページの[外壁2色仕上げのお勧め]をご参考にしてください。

○屋根
屋根はコロニアル板でしたが、割れや欠けがあったのでタスマジックを使い補修しました。

割れや欠けのあるコロニアルの専用補修材タスマジックを使用して安価で安心な補修いたしました。
その上から遮熱パラサーモシリコンをタスペーサ併用で仕上げました。
タスマジックとタスペーサは同じメーカーの製品で、コロニアル関係に特化したメーカーです。

○破風・雨樋等
一般塗装部である鉄部や雨樋などは弱溶剤2液型のシルビアNADシリコンを使いました。

外装に特徴を付けたい。思い切って外観のイメージを替えたいご希望有りましたらモリタ建装をお申し付けください。

2024年3月18日(月)
モリタ建装−工事例4


■失敗した塗り替え工事をしてしまったらモリタ建装がキチンと治します。

写真の建物はモリタ建装が昨年工事した、川口市のFアパート様です。

○劣化状況
・外壁
モルタル壁で塗膜の剥離と亀裂が見られる。

・屋根
コロニアル屋根で汚染と苔の発生が見られる。

・その他
鉄骨階段・廊下の各所に錆が発生している。

○外壁
建物外壁は写真の様に派手目なピンクで、屋根も鉄部も同じ色・同じ塗料で塗っていたので、屋根コロニアルは剥がれがひどい状態でした。
なぜこのような事をしたかですが、前回の塗り替え業者が材料代と手間を省くからです。
すべて同じ色で仕上げれば養生なども必要無く手間賃が低減できます。

しかし外壁・鉄部・屋根にはそれ専用の塗料を使わないと性能が発揮できないですし、すべて単色で仕上げげると大変チープな建物になります。
一般の外壁でも壁と窓枠の色が違うからメリハリやテンポがでます。色違いは住宅にとって大変大きな要素なのです。

Fアパート様の外壁は亀裂やハガレが多かったので、とてもタチの悪い業者に施工されたようで、そのすべてを適正に補修してシルビアNADシリコンで仕上げました。
派手なピンクは万人受けするカラーではないので、誰にでも受ける外壁クリーム、鉄部こげ茶にしました。

賃貸物件はオーナー様の趣味ではなく一般的に受けるものを使いましょう。

○屋根
屋根はコロニアル板でしたが、外壁と同じ塗料を使ったためコロニアルと相性が悪くアチコチで剥がれていました。
剥がし材スケルトンなどを使用して屋根はすべて古い塗膜を除去してから、遮熱パラサーモシリコンの濃茶で仕上げました。

○破風・雨樋等
一般塗装部である鉄部や雨樋などは弱溶剤2液型のシルビアNADシリコンを使いました。

シルビアNADシリコンやパラサーモシリコンは高級な塗料の為、安く仕上げたい賃貸物件にはなかなか使えない塗料ですが、コストパーフォーマンスから見ると高級で高い塗料を使ったほうがお得であるとオーナー様が納得してくださいました。

2024年3月11日(月)
モリタ建装−工事例3

■模様のあるサイディングにはクリア(透明)塗装がお勧めです。

写真の建物はモリタ建装が昨年工事した、川口市のS様邸です。

○劣化状況
・外壁
サイディング壁で目地シールに亀裂が見られる。
全体的に汚染が進んでいる。

・屋根
コロニアル屋根で汚染と苔の発生が見られる。歩行したとみられる亀裂がある。

・その他
破風板の目地シールに亀裂が見られる。
ベランダ床のFRP防水トップコートに亀裂と剥離が見られる。

○外壁
建物外壁は1階がレンガ調サイディング、2階が単色系サイディングです。1階のレンガ調の模様の付いたサイディングは目地がありますが、これを単色塗装すると目地の色違いが無くなり安っぽくなりがちです。
オーナー様も1階のレンガ調がお気に入りだっので、1階はシルビアUVカットシリコンクリアをお勧めしました。
クリアなら目地も模様もそのまま仕上がります。
透明塗膜(クリア)によって紫外線カットしますので、サイディング自体も守られます。

2階に関しては、汚れが進んでいたことと単色だったので、単色のシルビアNADシリコン仕上げにしました。

○屋根
屋根はコロニアル板でしたが、アンテナを屋根に建てたときなどに、作業者が雑に歩いたため割れたコロニアルが何枚かありました。
コロニアルは数枚交換するだけで結構な工事金額がかかってしまいます。

そこでモリタ建装は割れや欠けのあるコロニアルの専用補修材タスマジックを使用して安価で安心な補修いたしました。
その上から遮熱パラサーモシリコンをタスペーサ併用で仕上げました。
タスマジックとタスペーサは同じメーカーの製品で、コロニアル関係に特化したメーカーです。

○破風・雨樋等
一般塗装部である破風板や雨樋などは弱溶剤2液型のシルビアNADシリコンを使いました。
破風板とは屋根のすぐ下にある横張の板で、雨樋と共に建物から出っ張った部分に位置しますが、このような場所は雨水や紫外線が厳しい部位なので性能の高い塗料が必須です。


2024年3月4日(月)
モリタ建装−工事例2

■金属サイディングの塗り替えには遮熱塗装を

写真の建物はモリタ建装が昨年工事した、川口市のT様邸です。

○劣化状況
・外壁
金属サイディングがチョーキングしていて錆も少数みられる。
窓回りのシーリングに亀裂が見られる。

・屋根
金属折板がチョーキングしていて錆も少数みられる。
接合ボルトに錆が見られる。

・その他
特になし。


○外壁
建物は外壁に金属サイディングが使われていました。金属サイディングは堅牢でありながら安価なので以前の建物には良く使われました。
しかし経年変化により外壁がチョーキングをおこし、そのまま放置すると錆が発生しサイディングの貼り替えが必要になってしまいます。
また金属は蓄熱するのと断熱効果が無いため室温が外気温によって著しく変化します。

そのため、金属サイディングの塗り替えには遮熱や断熱系塗料をご検討ください。

T様邸は外壁に遮熱パラサールシリコン外壁用を使いました。これは弊社がよく使っている屋根用パサーモシリコンの外壁用塗料です。、
弱溶剤2液型シリコンと塗料自体の性能も良いのですが遮熱効果がプラスされています。

遮熱効果の高い外壁だと、年間を通した光熱費の削減も大きく期待できますし、基本的に遮熱効果のある塗料は紫外線劣化に強いので耐久性にも期待できます。


○屋根
屋根は金属折板で工場などの屋根によく使われる段々になったもので、これまた遮熱効果が無いので今回は遮熱パラサーモシリコンを使いました。
金属折板屋根はボルトで留められていますが、ボルトが鉄製の為錆に弱いので、今回はボルトキャップを全てに取り付けました。


○破風・雨樋等
一般塗装部である破風板や雨樋などは弱溶剤2液型のシルビアNADシリコンを使いました。建物全体に使用する塗料の特性や材質を遮熱シリコン統一しました。
これはウレタン・シリコン・フッソと材質をバラバラにするとその部位ごとに耐久性が異なり、次回の塗り替えが早くなってしまうからです。

金属サイディング、金属折板屋根には遮熱塗料をお勧めします。

ジョリバット工事例
2024年2月26日(月)
モリタ建装−工事例

■艶消し仕上げをお勧めします。

写真のお宅はモリタ建装が昨年工事した、戸田市のA様邸です。

○劣化状況
・外壁
ジョリパットのコテ模様仕上げ。全体的に汚れが進んでいる。亀裂も7mあった。

・屋根
コロニアル屋根で汚染と苔の発生が見られる。

・その他
破風板の目地シールに亀裂が見られる。
ベランダ床のFRP防水トップコートに亀裂と剥離が見られる。


○外壁
ジョリパットという土壁風の左官コテで模様を付けるタイプの外壁でした。
ジョリパットはベルアートとも言われ艶消し仕上げで質感も高く、クシ目状・扇状など意匠にも富んだ素晴らしい仕上げ材で近年人気があります。
しかし、つや消し仕上げ材の宿命と言える汚染に弱いと言う弱点があります。
窓隅の雨ダレ汚染や、壁一面に汚染が広がったり、亀裂が発生しやすくもあります。

つや消し仕上げ材は微細に見ると表面が凹凸して光を乱反射するためにつや消しに見えますが、その凹凸に汚染がこびりつき易いので汚染に大変弱いです。
ですからプロの塗装屋の常識では、つや消し仕上げイコール汚れやすいというのが常識でした。

かと言ってジョリパットをつや有りの塗料で仕上げると質感や高級感がなくなってしまいます。凹凸の大きな模様の為、つや有りだとギラギラになってしまいます。

そこでお勧めしたいのが鈴鹿ペイントの[ビーズコート]です。この材料は、ナノテクノロジーによって艶消し塗料なのに超撥水を実現し、つや消し塗料なのに汚染に非常に強いと言う魔法のような塗料です。
弊社が10年前に工事した[ビーズコートSi]の物件は、10年たってもほとんど汚れていない、つや消し仕上げと思えないような経年変化です。

今回のA様邸のオーナー様は新築時に茶系のジョリバットだったご自宅を真っ白にしたいという希望でした。通常のつや消し塗料で真っ白なんて使ったらすぐに汚れが目立ち、私としては賛成しかねるのですが、[ビーズコートSi]を使えば汚れの心配がないので自信を持ってお勧めしました。

写真を見て分かるような素敵な白亜のご自宅になりました。

○屋根
屋根はコロニアルで塗り替えが必要でした。
屋根塗料にもつや消しがありますが、水性だったり汚染に弱かったりするので、屋根に関しては艶有の遮熱パラサーモシリコンをお勧めしました。

○破風・雨樋等
一般塗装部である破風板や雨樋などは弱溶剤2液型のシルビアNADシリコンを使いましたが、これはつや感が高い塗料でピカピカになります。
しかしA様邸は外壁がつや消し仕上げなので、シルビアNADシリコン3分艶でつやを落としたものを使い外装の統一感を出しました。
この仕上げにはお客様にも大変喜ばれました。

ジョリパットやベルアート、または日本風の砂壁やさまざまなつや消しの外壁のお客様は、ぜひモリタ建装に塗り替えをご依頼ください。
汚れない外壁を提供します。


バナースペース


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