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住宅内外装リフォーム

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塗装計画とは
2020年5月18日(月)
塗装計画とは

■住宅塗装は計画的に

住宅塗装工事の計画には、塗料の選定・塗装方法・足場の問題・経済性・耐久性などを総合的に考慮しなければなりません。このような要因を総合的に検討、判断をして一つの塗料と塗装方法を決定し、適切に施工されるように計画する事が塗装計画です。
本来、これは建築設計士の領域です。新設工事の場合ですとテキストどおりの標準仕様で問題ない場合が多いですが、塗り替え工事の設計となりますと、被塗物の現状・程度により適切な下処理方法を選定しなければなりません。それにはそれなりの現場経験が要求されます。
そこで知識が豊富でノウハウのある改装専門の塗装店の出番となります。

塗装計画は実際に建物を調査し、その建物に合った計画立案が重要です。建物も見ないで一式いくらというわけにはいきません。

■塗装の要因
1)塗装に要求される条件

・被塗物の種類は何か(モルタル、木部、鉄、スレートなど)
・被塗物の塗装素地としての状態は(さび、ひび割れ、塗膜の浮き、剥れなど)
・施工方法、作業工程との関連は

2)経済的な要因
・工事費の予算上、単価的にはどうか
・耐久性はどの程度必要か

現場・塗装部位の上記の状態から、どのように足場を掛け、どのようなケレンをし、どのような下塗りを選定し、どのような上塗りを選定するか。
そしてそれら選定工程は経済的に見てコストパフォーマンスの高い物であるかを設計する事が塗装計画になります。

モリタ建装ではこれらを、「建物診断書」により部位ごとの写真付きで塗装設計をお客様に提示します。

■塗料選定の計画

数多くの塗料の中からどの塗料を選定するか。その際の考慮すべき要因をまとめてみました。

・耐用年数 : 要求される耐用年数はどの程度か。 

・被物塗物の素材の種類 : 塗料は被塗物の素材に応じて設計されるのが一般的です。素材別に適した塗料を選ぶ必要があります。 

・遮熱効果や防水効果など特殊機能が必要かどうか。

・既存塗膜の種類(塗り替えの場合) : ブリードなどの問題を起こさないよう、既存塗膜を考慮した塗料やアンダーコートの選定が必要です。 

・塗装工程(工期的な問題) : 周辺工事との兼ね合い、塗装工程と工期との兼ね合いなども考慮が要求されます。 

・塗装の仕上がり感 : 艶の有無、パターンの必要性などどのような仕上がり感が望ましいのか検討する必要性があります。 

■塗装方法の選定計画

塗料をどのような塗装方法で施工するか、塗装方法の選定に考慮しなければいけない要因を簡単にまとめてみました。

・被塗物の形状 : 形状によっては刷毛塗りではきれいな仕上げが困難な場合があります。そうしたときはスプレー塗装を採用したり、広い面積の場合はエアレス塗装を選定したり、飛散が問題なときはローラー塗装にしたりと考慮が必要となります。 

・環境汚染、安全 : 塗料の飛散、溶剤の臭い、毒性など特に都市部での工事には住宅が密集しているので近隣への配慮が必要になります。なるべく環境型、無公害塗料の選定が大切になります。 

・塗膜厚 : メーカー規定の塗膜圧を塗装施工するのは当然ですが、仕上がり感の要求で塗膜に重量感が必要な場合、複層吹き付け材を使用します。スッキリ感を出したい場合は薄塗りで耐久性のあるエナメルを選定したりします。 

・足場 : 塗装方法によって足場の必要性、足場の種類も変わってきます。

■塗装方法の種類
ここでは主に建築塗装で、現場施工の際に用いられる塗装方法を紹介しています。

・刷毛塗り 
・ローラー塗り 
・スプレー塗装 
・エアレススプレー塗装 
・ガン吹き 
・コテ(左官コテ、パターン付けコテなど)塗り

以上の項目を現場の環境・状態から最適な物を選定していきます。

目地シール撤去
2020年5月11日(月)
タイル外壁住宅の改修工事

■タイル外壁の最重要ポイントは構造目地シーリングの改修です

本日より川口市内のS様邸の外部改修工事に取り掛かりました。
S様邸は外壁がタイル貼りの鉄骨3階建てで立派な建物です。

焼き物である磁器タイルは大変耐候性が高く、数十年の寿命があります。
焼き物の壺や皿など数百年たったものでも、艶があり耐久性の高さはご存じの事と思います。

外壁全面にタイルを貼り一枚壁とすると、建物の変動によりドコに亀裂が入るかわからなくなります。
ですのでタイル壁には構造目地と言って等間隔で縦横に目地シーリングが施されています。そこに亀裂を誘発させます。
また窓などの開口部廻りも目地シーリングがあります。

●タイルの耐久性は高いですが目地のシーリングは10年程度と言った所なので、タイル壁と言えど10数年に一度のシーリングの打ち替えをしなくてはなりません。
シーリングの劣化を放置するとタイル目地からタイルの裏側に水が回ってしまい、タイルの剥がれや外壁の浮きなどの障害が出ます。
また漏水が構造体である鉄骨や木材まで達すると、それを腐食させ建物に大ダメージを与えてしまいます。

タイル目地には変成シリコンシーリングを使いますが、新築時に耐久性の無いウレタン系やアクリル系のシーリングが使われた建物もあり障害が発生してる建物もあります。
これらの目地は
1)硬くなって弾性力が無い
2)表面に微細な亀裂がある
3)ボロボロになり剥がれてしまう
などといった障害から防水を目的とするシーリングの役割を果たせなくなっています。

改修工事ではアクリル系は耐久性の面から使用しません。ポリウレタンシーリングは優秀な材料ですが、紫外線に弱い為表面を塗装などで守ってやらなくてはならないため、表面が露出するタイル目地シーリングには向きません。
表面が露出するシーリングは変成シリコンシーリングを使用します。

今回工事するS様邸は新築時に適正なシーリング材が使われていて、通常の経年劣化からの工事になります。

●シーリング工事は撤去して新たに打ち直す
劣悪な業者だと現在のシーリングを撤去せず、上から新しいシーリングを増し打ちしてしまいます。見かけは新しくシーリングしたように見えますが、厚さは薄くシーリング本来の機能が果たせません。
シーリングメーカーによると新規のシーリングは厚さを5mm以上確保しないとシーリング材の性能が発揮できないと言っています。

増し打ちだと厚さ5mmを確保できないので、シーリング工事では必ず既存シーリングを撤去してから打ち直さなくてはなりません。
シーリングを撤去すると1cm角程度の古いシーリング材が100m以上でますので確認してください。

磁器タイルの外壁では変成シリコンシーリングでの全面的な打ち直しが必要です。

外壁塗装単価とは
2020年5月7日(木)
塗料単価について

■小面積の住宅塗装では塗料設計単価通りにはいきません

塗料メーカーのサイトやカタログには設計単価と言う基準単価が掲載されています。
[商品名 単価]で検索すれば大抵の塗料は出てきます。

一般的に塗装面積は大きければ多いほど仕事の伸び、進捗が効率的に行くので大面積ほど面積当たりの単価は安く施工できます。
10uと1000uだと1000uの方がu単価は安く施工できるという事です。
逆に10uでも塗装準備などは変わらないので、経費等が高くなってしまいます。

そこで塗装の設計単価表では、だいたい300u以上の塗装面積を基準に積算されています。
設計単価が2000円/uで塗装面積が10uの場合、2万円で出来るとは限らないという事になります。
また塗装しない部分つまり養生する部分が多かったり、役物が多い場合も設計単価より高くなることがあるので、正確な金額が知りたい場合は、現場調査の上見積書を取るのが良いでしょう。

設計単価を参照する場合は注意が必要になります。

A塗料とB塗料の価格の比率はわかるのでどちらの単価が高いという事はわかります。

色々なメーカーの塗料を比較する場合は、

●樹脂(シリコン・フッソ等)が同じである事 
●水性と油性(溶剤)が同じである事 
●1液型と2液型が同じである事
●下塗り材の性質も同じである事 を注意して比較することが大事です。

水性塗料の制作技術に秀でたメーカー、油性塗料の制作技術に秀でたメーカー、防音や遮熱などが優れている等々メーカーにもカラーがあります。

■塗料の相場が知りたかったら数社から合い見積もりを

数社から合い見積もりを取れば塗料の相場(単価)という物がわかります。
ここで注意が上記●を統一して見積もらないと、かたやフッソでかたやウレタンで積算した見積が出てきても、元々単価が違うので判断材料として使えません。
仕様を統一した見積だったら価格の高い安いは一目瞭然なので、相場より極端に高い価格を提示されたらすぐに判断が付きます。
逆に相場より極端に安い単価の場合は注意が必要です。違った材料や使用期限切れの塗料を使われてはたまりません。

また下地補修や下地調整なども各社独自のカラーが出るので、不明たところがあれば尋ねてみましょう。


防音一番オトナシート
2020年4月27日(月)
防音振動対策

■防音や振動対策には「防音一番」オトナシートを

クーラー室外機の振動、鉄骨階段の歩行音、霧除けトタン屋根の雨だれの音など、低周波系の騒音に悩んでいる方は多いようです。
普段はなんて事ないのですが一度気になるとわずらわしくなるようです。
また常に低周波の環境だと鬱になる等の健康障害もあるようなので是非対策が必要になります。

そんな時には日本特殊塗料の「防音一番」オトナシートが活躍します。
アスファルト系の素材で、自動車の防振・防音で培った技術により開発しました。
接着剤付のシート状で、形状も自由になるのであらゆるものに貼り付けられます。

以下の騒音対策には「防音一番」オトナシート
●小庇の雨だれの音が気になる
●鉄骨階段の踏み音が気になる
●クーラー室外機の振動・騒音が気になる
●流し台シンクの騒音が気になる
●冷蔵庫、洗濯機等の異音が気になる


本体は黒いシートですが、水性の塗料によって塗装も可なので目立たなくすることも出来ます。
また最初から色や柄がプリント避けているものもできました。
自動車好きの若者が車のオーディオに凝ってスピーカーを沢山つけたりしていますが、振動だらけで音が濁ってしまいます。これの防振材として「防音一番」が人気でかなり使われているようです。
パソコンもファンなどの振動から雑音を発生していますが、ケースの側面に貼って音を消す事も出来ます。

私は若いころからのオーディオファンでアンプやスピーカーに凝って収集しています。スピーカーが大きくなると問題なのが「音が混じって濁る」事があります。
スピーカーの後ろの壁面が振動して異音を混じらせたり、家具が音で振動して雑音の元に成ったりします。
そこでスピーカー背面の壁に「防音一番」オトナシートを貼った所、いらない反響音が無くなり良い音になった気がします。
オーディオはスピーカーコードでウン万円とオカルトじみた商品もありますが、「防音一番」オトナシートは価格も安いのでコスパに優れます。

日本特殊塗料は自動車の底に塗ってある黒い防音・防振動の塗装材でシェアNo1のメーカーですので技術は折り紙つきです。

また金属屋根の異音などの大きなものについては、塗料で防音・制振効果のあるものをお勧めします。
さすがに大きな面積や外部の物に「防音一番」オトナシートは使えませんのでモリタ建装に工事をご依頼ください。

プラスターボード
2020年4月16日(木)
塗装する素材について-3

■素材ごとに最適な塗装を選択します

現在では住宅の内壁にはボード類古い建物では塗り壁が使われています。部位や効果によって色々なボードや塗り壁があり、適正に対応する塗料があります。

●ボード類
けい酸カルシウム板(ケイカル板)
セメント、けい砂、石灰、消石灰が主成分になります。 
アルカリ性はほぼ中性です。 
もろく、粉化性で吸い込みが非常に大きいです。 

木毛セメント板
木材を木毛状にしたものにモルタルに付着させ、圧縮して板状にしたもの。 
多孔質で吸音性、断熱性が良く内装用などに使われます。 
含水率、アルカリ性も低いので、中和処理をせず直接塗装出来ます。 

繊維板
アスベスト板ともいわれ、石綿とセメントに水を加え混練したもので、高い耐熱性に優れ、硬く耐水性もあるので建築に多用されてきました。 
近年のアスベストの健康被害の問題から、現在は使用されていません。 

石膏ボード
石膏にのこくずや短繊維を加えて水練りしたものを難燃処理をした厚紙でサンドイッチし、圧縮して平板状にしたもので難燃建築材料として多用されています。 
穴あきボード、テーパーボード、防水ボード、平ボード、ラスボードなどがある。 
ラスボードは内壁のモルタル仕上げの下地材として用いられている。 
穴あきボードは吸音穴に大小の二種類があり、吸音建築材として使用されている。 

●塗り壁類
石膏プラスター
石膏だけを単独で使用することもあるが、炭酸カルシウムや川砂を練り込み、さらに結合材としてすさ(麻の繊維)を加えて塗り壁に使用します。 
炭酸カルシウムを加えた場合。弱アルカリ性を示します。 
石灰を加えた場合は強いアルカリ性を示します。 
塗装はしやすい素材であるが、表面が劣化してくると塗料の付着力が問題になってきます。 

ドロマイトプラスター
酸化カルシウム、酸化マグネシウム、それに天然鉱石を粉砕したものを混練して造られます。 
収縮率が大きく、割れができる欠点がある。アルカリ性を示し、塗装素材としては注意が必要です。 

漆喰
消石灰(水酸化カルシウム)が主成分で、これにふのり、すさ(麻の繊維)、川砂などを加え、混練りして塗り壁材としたもの。 
日本古来から使用されている塗り壁材で、アルカリ性が長期に渡って残り、塗装素材としては厄介です。 
表面は滑らかで、その点では塗装素材としてはよいです。 
    

木材
2020年4月13日(月)
塗装する素材について-2

■素材ごとに最適な塗装を選択します

塗装業者といえども塗装物の特徴や物性など注意点を知らないと、塗装して剥がれたり思いもよらないトラブルに会ったりします。
素材の種類、金属・木材などの知識も必要になります。

現在の建築にはベニヤ合板が多く取り入られていて、柱など単一の木材で作っていたものも、今では合板が使用されることもあります。これは単一の木材よりも合板の方が強度が高い、安価で安定した材料が使えることからです。

■合板の構造
単板(ベニヤ) 三枚の貼り合わせを基本として五枚合わせ、七枚合わせなど奇数枚で構成され、単板の繊維が直行するよう、交互に重ねて貼り合わせてあります。
合板の塗装には経験が必要で、ノウハウがないと思っても見ない不具合が発生します。

JAS規格による分類
1類合板 : 長時間の外気、湿潤状態に耐える合板。
2類合板 : 多少の湿潤状態の露出に耐える合板。
3類合板 : 耐湿性の重要でない部分に用いられる合板。

特殊合板
単板を二枚だけ接着して作ったものや、心板(コア)に単板以外のものを使用した心持特殊合板などがあります。

表面特殊合板
表面に特殊な処理や加工を行った合板。溝付き合板、形押し合板、有孔合板などがあります。

プリント合板
表面に天然材の木目やいろいろな模様を印刷した合板。

オーバーレイ合板
単板オーバーレイ合板 : 表面に美しい化粧単板(突き板)を接着したもの。

プラスチックオーバーレイ合板 : 木目などの模様を印刷した合成樹脂のフィルム、またはプラスチック板を圧着したもの。

繊維板
木材の不足と木材の変形など、加工面の問題から生産されるようになりました。

ファィバーボード
木材をチップ状にしたものを薬品処理した後、接着剤を混入し熱圧したもの。繊維方向が一定でないので変形に強く、建築内装用、車両、家具、電気製品などに使用されています。

パーティクルポード
原料をチップ状にしたものを接着剤を混入し加圧したものでファィバーボードより軟質である。二層、三層、多層ボードとして重ね貼りすることで、いろいろなボード板が作られている。木工製品、ドア、間仕切りなどに使用されています。

■鉄筋コンクリート(RC)

現場打ち鉄筋コンクリートやPCコンクリート板など、コンクリートは他の塗装素材とは違った補修・塗装が必要になります。

■コンクリートの種類

ポルトランドセメントに骨材と水を加えて、よく練ったものを型の中に流し込み、硬化したもの。骨材の種類によって普通コンクリート、軽量コンクリート、重量コンクリートに分けられます


●コンクリートの中性化

コンクリートは強いアルカリ性を示すが、水分が蒸発、乾燥に伴ってアルカリ度が低下します。硬化してから長期間放置すると大気中の炭酸ガスや亜硫酸ガスなどの酸性物によって中和され、アルカリ分が減少します。養生期間約1ヶ月でPH9程度まで弱ります。

プレキャスト鉄筋コンクリート
工場で型に流し込み加圧、養生、乾燥などの一定の管理をして生産され、現場組み立て式建築方法として広く使用されている。骨材を工夫することで、いろいろな柄、模様のものが生産されている。コンクリートよりも含水率が低く、アルカリ性も低く管理されているので、現場塗装がしやすい。吸い込みが大きいので下塗り材の選定に注意が必要です。

モルタル
ポルトランドセメントと骨材の砂に水を加えて練ったもので、アルカリ性もコンクリートより弱いので塗装しやすい。
建築構造物の上塗りとして、コンクリート、木ずりやラス張り、穴あき石膏ボードなどに左官材料として用いられます。
ブロックやレンガの組積みの結合材や上塗りとしても使用されます。
骨材の砂の粒子大きさや量によって、仕上がり表面の凹凸、粗さが決まる。セメントの量が多いと表面は滑らかになるが、乾燥とともに細かな亀裂が入りやすくなります。

ALCパネル
発泡剤を混入して泡立たせて造る発泡軽量コンクリートで、その成分はセメント、けい砂、石灰、発泡剤からできています。
吸水性が大きいので注意を要する。下塗材の選定と塗装方法にも要注意。
アルカリ性をほとんど示しません。表面強度が低く、損傷を受けやすい。

コンクリートブロック
セメント、砂、砂利が主成分。アルカリ性です。表面は粗く、部分的な吸水むらを生じます。 


木材塗装
2020年4月5日(日)
塗装する素材について

■素材ごとに最適な塗装を選択します

塗装業者といえども塗装物の特徴や物性など注意点を知らないと、塗装して剥がれたり思いもよらないトラブルに会ったりします。
素材の種類、金属・木材などの知識も必要になります。


[金属]
金属はその重さ(質量)によってナトリウム(Na)、マグネシウム(Mg)、アルミニウム(Al)など軽いものは軽金属といわれています。
これに対して質量の重いものは重金属といわれ、鉄(Fe)、銅(Cu)、金(Au)、鉛(Pb)などがあります。

■鉄鋼
鉄鋼は空気中の酸素と化合し、黒色の厚い酸化膜(黒皮又はミルスケールともいう)Fe3O4をつくり、大気中の酸素や水分に徐々に酸化されて錆(Fe3O4)になりやすい性質を持ちます。

■炭素鋼
炭素鋼は錆が発生しやすく、塗装に際してはその前処理が重要です。
リン酸塩皮膜処理を施したものは作業中など短期間の防錆効果を目的としています。

鋳鉄(銑鉄)
砂型に溶融した鉄を流し込んだもの。表面には巣や酸化皮膜で覆われている。凹凸が多く、その表面は粗いのが他の金属との大きな相違点です。
塗装に際してはその辺の前処理が課題になります。

■ステンレス鋼
鉄、ニッケル、クロム、炭素の合金鋼。それらの含有比率によっているいるな種類がある。錆の発生がないので、塗装素材として取り扱われなかったが、最近では装飾的な目的で塗装されることが増えてきた。よく研磨して(目粗し)から塗装することが必要。


[木材]
塗装素地としての木材は、木目や年輪の形、色調、肌が全く同じものはない。それぞれ特有のもので、その美しさは塗装することでより美しさをまします。


木材の特徴

・塗装することで耐久性が増し、木目を浮き立たせたり、電気絶縁性を持つなどの特徴があります。 
・春材(春から夏の成長期に、比較的大きな細胞でできた部分)と秋材(夏から秋に成長した比較的細かい細胞でできた部分)によってできた年輪が切り口に現れます。 
・年輪の模様は切り口の方向によって板目と柾目(まさめ)に分かれるます。 
・樹皮に近い部分は材質が柔らかく、水分が多い。心に近い部分は硬く、用材に適しており心材といわれ、赤みを帯びています。 

■広葉樹
植林は針葉樹中心であり、乱伐によって生産量は極端に少なくなっています。 
なら、けやき、さくら、かば、しおじ、かつら、ほうなどがあります。 
材質は硬く比重も大きいのが特徴。 強度は強い。 
家具、建築用材、什器、工芸品など広く使用されています。 

■針葉樹
生産量も多く、植樹といえば杉、檜、ひばが主流です。 
檜、杉、松、さわら、ひばなどがあります。 
材質は柔らかく、導管がなく木目はきわめて小さい。 
塗装では木目や木肌が美しいことから、透明塗料で仕上げられることが多い。 
主に建築用材として広く使用されている。 

ブリージング
2020年3月30日(月)
サイディング住宅の塗り替え工事-2

シーリングはノンブリードタイプの低モジュラスを使用しましょう

前回もお話ししましたが、サイディング住宅の塗り替えで一番重要な工事はシーリング工事です。

サイディング板自体からは漏水は無いのでサイディング目地・窓回り目地をしっかりシーリングしておけば外壁からの漏水はありません。

■ブリージング汚染
塗り替えした建物で目地の部分が黒っぽくなっているものがあります。あれはブリージング現象と言ってシーリングに含まれる可塑剤が塗装の上まで漏れ出して、汚れを吸い寄せて汚染しているからです。

可塑剤はシーリングを柔軟にするためのものですが、シーリングの上に塗装してもその塗装膜を突き抜けて表面に漏れ出て、糊のような効果でホコリなどを吸い寄せます。

サイディング住宅を塗り替えても数年後に目地が全て黒っぽく汚染してしまったら目もあてられません。
シーリングはノンブリードタイプのものを使いましょう。このタイプの物はブリージングしません。

■モジュラス
何故サイディングには目地があるのかというと、大きな一枚壁だと構造体の揺れなどによって生じる亀裂が、サイディング板面のドコに入るかわからず、亀裂だらけの壁になるからです。
そこで一定の間隔で目地をいれ、そこに亀裂を誘発させてコントロールしています。

公共の建物などは鉄筋コンクリート造のものが多いですが、これの外壁にも亀裂誘発目地があります。

モジュラスとはシーリングの弾性力強度の事で、柔らかい輪ゴムと自転車のチューブの用に伸び易さ違いです。

柔らかいシーリングと硬いシーリングを低モジュラス・高モジュラスと表しています。

先ほど話した鉄筋コンクリート造の建物には高モジュラスのものが使われます。

ところがサイディング住宅の目地に高モジュラスを使うと、亀裂を誘発すべき目地のシーリングが硬いので、サイディング板自体が割れてしまいます。
サイディング住宅で目地には亀裂は無いのにその付近の板自体に亀裂がある物は、高モジュラスシーリングを使った懸念があります。

ですので一般住宅のサイディングのシーリングには低モジュラスタイプを使わなくてはなりません。

モリタ建装は全て低モジュラスのノンブリードのシーリングを使用しています。


シーリング劣化
2020年3月26日(木)
サイディング住宅の塗り替え工事

■サイディング目地に青いものが見えたら大注意です

先日より川口市内でH様邸サイディング壁住宅の塗り替え工事が始まりました。
築13年でサイディング板自体はそんなに劣化していませんが、サイディング目地に青い物が見えるとのお話から工事になりました。
この青いものはサイディング板の間に設置されたジョイナーと言う物で、目地シーリング無くなると見えてきます。
青いジョイナーが見えたらシーリングの防水効果が無くなり、サイディング板の裏に雨水が回り込みサイディング板自体を変形させます。
またこの雨水は鉄骨や木製の構造物を錆や腐らせますので、早急にシーリング工事のやり直しが必須です。

■シーリングは撤去して打ち替える
シーリング工事で注意が必要なのが、サイディング板間シーリングは撤去して打ち替えるという事です。
シーリングメーカーの説明によるとシーリングは厚さ5mm以上は確保しないと耐久性が極端に短くなるとの事です。
劣悪な業者になるとシーリングを撤去しないままその上からシーリングするところもありますが、これだと厚みが1-2mmしかならずに数年で再度亀裂が入るので意味がありませんのでご注意を。
シーリングを撤去すると1cm×1cmの旧シーリングが数十m廃棄物として出るので、これをご確認ください。

塗り替え工事で使われるシーリングには2種類あって[ポリウレタンシーリング]と[変成シリコンシーリング]になります。

■[ポリウレタンシーリング]
ポリウレタンシーリングは弾性力・接着力・耐久性がありますが、紫外線に弱い為上から塗装して守る必要があります。
シーリング後に塗装をするならポリウレタンシーリングです。

■[変成シリコンシーリング]
変成シリコンシーリングは弾性力・接着力・耐久性がありその上紫外線にも強いので、タイル目地などのように上から塗装しない場所に打ちます。上に塗装も出来るので万能型と言えます。
それならば何故全ての部位に[変成シリコンシーリング]を使わないかというと、単価が高いことと塗装との接着にはポリウレタンのほうが優れているからです。
変成シリコンシーリングは多色あるので、イメージに合ったカラーを選ぶことが出来ます。
豆知識で変性と書いている業者もいますが、変成が正しいです。化学の先生に聞きました。

住宅のシーリングの打ち替え工事には全面足場が必要になります。
この機会に屋根コロニアルと壁サイディングの塗装も依頼されました。
たとえば全面足場を掛けシーリング工事だけでも50万円近くかかります。屋根壁の塗装をいれても100万円弱なので全面的な塗り替えになりました。

サイディングには石調・タイル調・木目調などの高級感ある柄のものがあり、それを塗装で単一色にすると高級感や質感が無くなってしまうので紫外線カットクリヤ(透明)で仕上る場合があります。

今回のH様邸は柄の無い単一色のサイディング板なのでシルビアNADシリコンによる塗り替えになりました。
壁がピカピカになるのは嫌との事で3分艶仕上げとしました。
一般的に艶有が100%として艶を30%におさえたマットでしっとりした仕上げになります。


水性シリコン塗料
2020年3月23日(月)
塗料の基礎知識-2

DIYでの塗装時の注意点と水性塗料なら架橋型を

塗料は購入してそのまま使用できず、溶剤やうすめ液(水を含む)などで希釈してから使用することが多いです。またエナメル(不透明塗料)は顔料が沈殿している場合が多いので使用前に、よく撹拌してから使用することが必要です。
特にDIYで使用するためホームセンター、家庭用品店、金物店などで購入した場合、在庫期間が長く顔料とがビヒクル分離していることが多いので注意が必要になります。

ビヒクルとは?
塗料の構成要素のうち、主要素(天然樹脂、合成樹脂など)と副要素(塗装作業性や塗膜性能を向上させるための添加剤)を溶剤に溶かしたもの。顔料を含まない物。

◎溶剤系塗料の場合
■調合のポイント
・貯蔵期間が長いものは顔料が沈殿している可能性が大きいので、缶を逆さまにして良く揺するように振ってから開を開ける。 
・缶の底まで届く長い棒などで、底から上にすくい上げるようにして撹拌する。 
・錆止め塗料、アルミペイントなど顔料の重いものは、沈殿していることが多いので念入りに撹拌し顔料の分散を均一にしてから使用することが重要。 

■希釈のポイント
・その塗料専用のシンナーを使用すること。
不適当なシンナーを使用すると塗料とシンナーが溶け合わない。見かけは希釈されたようでも、塗膜生成過程で分離が起きる。完全乾燥が妨げられる。などの障害を起こす原因になる。 
・一般的に油性系の塗料は塗料用シンナー、ラッカー系はラッカーシンナー、酒精系はアルコールで希釈する。 
・合成樹脂塗料系は専用シンナーを使用する。 
・使用する分だけ、分けて採り、希釈すること。 

◎二液性塗料の場合
■調合のポイント
・基材(主剤)と硬化剤(促進剤)の混合比率を正確に調合すること。(二液性塗料では最も重要!) 
・混合比率を間違えると、乾燥不良、塗膜の欠陥が出るので注意。 
・使用量を間違えると一方の成分が足りなくなり塗料のロスが出る。 
■二液性塗料の使用注意点
・均一に撹拌する。パテなど高粘度のものは、特に均一になるよう練り合わせることが必要。 
・可使時間と使用量を考慮し、一度に必要以上に調合しないこと。特に可使時間の短いものは作業速度を考えて調合する。 
・撹拌に使用したヘラや棒をうっかり使用しない基材に入れない。 
・成分によっては高温、湿気を嫌うものもあるので密閉し、冷暗所に保管する

◎エマルジョン(水性塗料)
乳濁液。互いに混じり合わない液体が界面活性剤の働きで、一方が他の液体中に微粒子状で分散しているもの。

エマルジョンは水性系の塗料につかわれています。以前は水性塗料は溶剤系に比べて作られる塗膜が弱かったのですが、近年は以下に話す架橋型の登場以来、強い塗膜を形成できるようになりました。

◎エマルジョン塗料の硬化メカニズム

■融着融合による塗膜硬化
塗料分子が水中に浮かんでいたものが自然乾燥により塗膜を形成するタイプ。以前の水性塗料はほとんどこの形でした。

■架橋による塗膜硬化
水性塗料の中に反応基を持つ分子と反応剤分子があり、化学的架橋反応により塗膜を形成するタイプ。融着結合より強い結合になり強固な塗装膜ができます。


2020年3月19日(木)
塗料の基礎知識-2

うすめ液・水性塗料の説明

■塗料とうすめ液
塗料の溶剤は液体にして塗れるようにするためのもの。うすめ液は塗装するときに塗料を薄めて、塗りやすい粘度に調整するためのもので、溶剤とうすめ液は基本的には同じです。

うすめ液は、塗料が濃すぎて塗りにくいときに薄めたり、塗装用具を洗うときまた塗料がこぼれたり手や衣服についたときに落とすのに使います。水性塗料には水を、溶剤塗料にはペイントうすめ液を、ラッカー系塗料にはラッカーうすめ液を使いましょう。塗料容器には、適したうすめ液が表示されているので、間違えないこと。なおペイントうすめ液は揮発性の有機溶剤で、ラッカーうすめ液はペイントうすめ液よりも揮発性が強く、溶解力も強い混合有機溶剤です。

またシンナーという言葉をよく聞きますが、シンナーは英語でTHINNER、つまりうすめるものという意味で、シンナーとうすめ液とは同じものです。したがってペイントうすめ液のことを塗料用シンナー、ラッカーうすめ液のことをラッカーシンナーと呼ぶこともあります。ひとくちにシンナーといっても2種類あるので、注意してください。

水性塗料は基本的には薄めないで塗るが、塗りにくいときには水で薄める。
手についたときや、塗装用具を洗うときなどは、付着後すぐであれば水で洗える。

乾燥時間がたち造膜すると水では洗えなくなる。
この場合はシンナーを使って洗浄する。

■水性塗料は水に濡れても大丈夫? 

近年は臭いや環境影響や防火の考えから一般住宅の塗り替えには水性塗料を使うことが多くなってきました。

水性塗料は手などについたら水で落とせるというと、水に濡れるところに塗っても大丈夫かしらと考えてしまう人もいると思います。もちろん水のかかるところに水性塗料を塗っても大丈夫。浴室用塗料や屋外に塗る塗料も、みんな水性のものがあります。

塗料は、樹脂と顔料と溶剤からなっています。この溶剤は、弱溶剤塗料はペイントうすめ液で、水性塗料は水です。塗料を塗って乾くということは、溶剤が揮発したり、蒸発することで、乾いたときに残るのが油性塗料、水性塗料ともに塗膜(樹脂と顔料)ということになります。弱溶剤塗料も水性塗料も乾いてしまえば塗膜が残り、性能は基本的にはほとんどかわりません。

したがって、水性塗料は乾く前の状態のときに水がかかると塗料が流れてしまいますが、いったん乾いてしまうと水がかかっても大丈夫なので、安心して使ってください。

水性塗料も油性塗料も塗ると溶剤(水、ペイントうすめ液)が蒸発し揮発します。
完全に乾いて水、溶剤がなくなると樹脂と顔料が残り、その粒子がたがいにくっつき合ってフィルム状になると、水性も油性も同じで、もう水に溶けません。

2020年3月16日(月)
塗料の基礎知識-1

■住宅塗装の目的は「守る事」「綺麗にする事」

塗料を塗る目的は、大きく分けて2つあります。一つは「塗装するものを守る」ということ。塗料は部材の表面に塗ることによって、丈夫な塗膜をつくり部材を保護します。屋外ならば雨や風、太陽光線などから守るなどの耐候性を持ち、また鉄をサビから守り木は腐るのを防ぐ、プロックやコンクリートは風化するのを防ぎ、あるいはカビ止め、防虫防腐などの効果を持つものもあります。

もう一つは「綺麗ににすること」。古い塗膜がはがれているところを塗りなおして綺麗にする。汚れたところに塗ってきれいにするなど、塗装して美しく仕上げることができます。それに加えて、色を塗ることによってイメージを変える、色の組み合わせを考えるなどの、カラーコーディネートを楽しむことができるのも塗装の魅力です。
また苔や藻類が繁殖すると根が壁面をつらぬいて塗膜を痛めたり、衛生的にも問題があるので塗装する事によって防ぎます。

■塗料は何で出来ているか?

塗料は「塗膜になる成分」と「塗膜にならない成分」から出来ています。

塗膜になる主成分は樹脂で、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、シリコン樹脂などの合成樹脂が使われています。
塗膜になる成分のもうひとつは、色を出す顔料で、塗膜に厚みをもたせる役目もしています。
そのほか、顔料の沈澱防止剤、色分かれ防止剤、防腐剤、防カビ剤など、それぞれの塗料に必要に応じて添加剤が入っています。

塗膜にならない成分は溶剤で塗料を液体にして塗り易くし、塗膜が乾くと揮発や蒸発してなくなってしまいます。溶剤系ならシンナー、水性系なら水がこれにあたります。

■水性塗料と油性塗料とラッカー系塗料

ひと昔前までは、塗料というと油性塗料というイメージがありました。ところが今ホームセンターなどの塗料売場に行くと、ほとんどが水性塗料で、油性塗料は数えるくらいしかありません。なぜ水性塗料が増えてきたかというと、ひと言でいえば使いやすいからです。

油性塗料はまず強いシンナー臭(有機溶剤の臭い)がするので、家の中で塗ると、いつまでも臭いに悩まされます。油性塗料をうすめるにはペイントうすめ液を使いますが、うすめるだけでなく手についたときもうすめ液でなければ取れませんし、使った塗装用具を洗うのも基本的にはうすめ液を使うので不経済です。またほとんどの油性塗料は、乾燥に何時間もかかります。

水性塗料はベースが水なので臭いがきつくありません。といっても以前の水性塗料は、水性独特の臭いがありましたが、最近の水性塗料は技術革新によって無臭と表示されている塗料が出現し、ほとんど臭いがなくなっています。
またうすめ液が水なので、手についても水で洗えば取れ、塗装用具も水でジャーと楽に洗うことができますし、乾燥時問は30分から1時問ぐらいと、油性塗料よりも速いのも使いやすいところです。
 
ラッカー系塗科は乾燥時間が5〜10分と極端に速いのが特徴です。ラッカー系はスプレー塗料が主で、ラッカーうすめ液はうすめるためには使いませんが、手などについたときに拭き取るときに必要です。ただしクリヤーラッカー、ラックニス、速乾ニス、などの場合には、うすめるためにも使います。

シンナーを使う油性塗料は溶剤系で、強溶剤と弱溶剤に別れていますが、危険性や臭いの少ない弱溶剤が主流になって来ています。弱溶剤系の塗料は「塗料用」シンナーを使いターペン可溶型とも言われています。
現在住宅に使う物はこの弱溶剤系か水系がほとんどです。

艶有・艶消し
2020年3月12日(木)
マットなつや消し仕上げをお勧めします-2

艶けし仕上げなら艶消しに設計された塗料を!

先日艶消し仕上げの記事を書いたら、数件の質問メールが来ましたのでお答えします。

普通 屋根や外壁を塗り替えるとピカピカの艶あり仕上げになります。
ただ建物の形状にはピカピカに光ると安っぽく見えたり、いかにも塗り替えましたと言う仕上がりなので嫌う方もいます。
また現在ジョリパッド・ベルアート壁の場合は艶けしによって高級感や質感を表しているのでピカピカになると雰囲気がガラりと変わってしまいます。

また新築住宅のコロニアル屋根を見てもピカピカの物はありません。大抵の新規コロニアルは半艶程度です。


緻密で平滑な塗装面だと艶がでます。汚れも付きづらく塗料としては艶ありが理想と言えます。
艶消し仕上げは塗装表面に微細な凹凸を作り、反射光を乱反射させる事によって艶けしとしているのでその凹みに汚れが付着しやすく、汚れやすい形状をしています。艶けし塗装は大変汚れやすい塗装と言えます。

1.艶消し仕上げの塗料の場合最初からつや消しとして設計され、つや有が無い場合。
2.艶あり塗料にフラットベース(艶落とし材)等で無理に艶を落とすもの。

があります。

艶あり塗料にこのフラットベースを添加すると艶が落ち、艶けしし仕上げになります。
しかしこのフラットベースは添加限界量が決まっていてあまり多く入れないよう注意書きがあります。
という事は塗料の質を落として艶けしにしているので、私が良く言う無理して艶けしにしている艶けし塗料になります。

艶ありの表面を無理して細かい凹凸を付けているので艶ありと比較して汚染しやすく、その上耐久性も落ちています。

■艶けし外壁には[ビーズコートSi]しかない!

弊社が外壁に使用している[ビーズコートSi]は最初から艶けし塗料として設計されています。
蓮の葉はピカピカ艶が無いのに水が玉になって弾かれます。
これに着想を得て超撥水なのに艶けしという表面形状に設計しているため、汚染に強い艶けし塗料を実現しています。

弊社で5年前にやったビーズコートSi現場は、外壁がまったく汚れていません。雨だれ汚れや変色もありません。
これは塗装屋としては驚くべき性能で、以前なら艶けし塗装は汚れやすいという常識が吹き飛びました。

ビーズコートには無印からフッソまで色々な樹脂バージョンがありますが、コスパから見て弊社ではシリコン(Si)を選定しています。

■艶けしコロニアル塗装には[快適サーモWSi]を

屋根コロニアルの艶消し塗料としては水谷ペイント(株)の[快適サーモWSi]を選択しています。
やはり耐候性からは艶あり塗装の方が有利なので、コロニアル屋根用塗料は艶ありがほとんどです。

しかし塗り替えてから屋根がピカピカな事に違和感を感じるお客様もいます。
屋根を艶けしで仕上げたい場合は水谷ペイント(株)の[快適サーモWSi]をお勧めします。

水谷ペイント鰍ヘ一般の方にはあまり聞きなれないメーカーですが、プロの中では水性塗料は水谷と言われるほどほどです。

艶けし塗料は水系の方が製造しやすいので水性塗料を。水性塗料は対候性に問題があるので水性に強い水谷ペイント製品を選んでいます。

ピカピカに光る塗り替えが嫌なハイセンスなお客様にお勧めします。


2020年3月9日(月)
マットなつや消し仕上げをお勧めします

ジョリパッド・ベルアート外壁には艶消し塗料の塗り替えをお勧めします。

先日よりジョリパッドの外壁の住宅の工事が始まりました。
ジョリパッドやベルアートはメーカーが違いますが同じようなものです。以下ジョリパッドで統一します。
南欧風の扇型や串目など凹凸の多い模様を得意とする仕上げ材です。

サイディング壁に飽きた方には人気も高く、艶消しで重厚感のある良い仕上げ材です。

欠点は凹凸の多い模様と艶消し材の宿命で汚染に対して非常に弱いです。
またモルタル壁なので亀裂も入ります。

艶消し塗料は表面に微細な凹凸があり、光が乱反射するので艶消しになります。
その微細な凹凸に汚染が絡み付きやすい上に模様自体凹凸の大きい物なので汚れやすい仕上げ材になってしまいます。

今回着工したお宅も窓下やベランダ手摺笠木の下が雨染み汚れが目立ちます。
また窓などの四方に亀裂が入っています。

ジョリパッドには専用の塗り替え材ジョリパッドフレッシュと言う物があり、以前に使った事がありますがこれが大変塗りづらい製品でした。新築時に使うジョンパッドを薄めたような製品で、コテ塗りや吹付塗装なら綺麗に仕上がるのでしょうが、ローラーや刷毛では大変塗りづらいものでした。

また新築時と同じジョリパッドなので汚染には相変わらず弱く、塗り替えで機能・性能アップにはならない製品です。モリタ建装の考えでは、塗り替えには機能・性能アップを求めています。
塗り替えても同じようなことになると何の為に改修したか判らなくなりますものね。

かといって汚染に強い艶有り塗料で仕上げると、いたるところがピカピカてかってしまい、独特の重厚感や質感が無くなり安っぽくなる傾向があります。
せっかく高いお金を出して新築時にジョリパッドを選んだのですから、その当時の質感は大事にしたいものです。

このため色々と汚染に強い艶消し塗料を探していました。
そして見つけたのがスズカファインというメーカーのビーズコートSiという塗料でした。

蓮の葉は池に浮かぶ大柄なものですが、表面に無数の突起がありそれが水を弾いて汚染に強いそうです。
このことに着想を得てナノテクノロジーを駆使し汚染に強い艶消し塗料という、ある意味矛盾した商品を完成させました。
3-4年前からこの製品を使っていますが、驚くことにほとんど汚れません。

外壁ジョリパッドのお宅にはほとんどビーズコートSiをお勧めして使用していますが、皆さん質感は変わらないのに汚れが付かなく驚いたと言われます。

素敵なジョリパッドなどの艶消しの外壁にはビーズコートSiをお勧めします。

錆止め下塗り
2020年3月5日(木)
鉄部の錆止め塗装

鉄部錆止めは弱溶剤2液型ハイボンファインプライマーUを

鉄の塗装には先日説明したRB種ケレンののち、錆止め材を塗装しなくてはいけません。
錆止め材に期待する役割は、気密性・密着性が一番求められます。

錆とは鉄の酸化現象なので、鉄と酸素を結びつけない気密性があれば錆は起こりません。
また錆止め塗料は一般的に耐候性が低いので、耐候性の高い上塗塗料が必須なので密着性のあるものがもとめられます。

錆止め剤の種類
■鉛丹錆び止め
鉛は錆びないのでその特徴を生かした鉛系の塗料ですが、乾燥が極端に遅く密着性にも問題があるため近年は使われません。

■油性錆止め
膜厚があるため気密性は高いですが乾燥時間がかかり作業性が悪い為近年は使われません。

■合成樹脂錆止め
乾燥が早く作業性も良く、近年でも使われますが防錆力はややおとります。

■エポキシ系錆止め
1液性と2液性があり、エポキシ特有の密着性と気密性に優れ乾燥も早い為、現在の塗り替え工事ではこれが主流です。弱溶剤2液性が一番良いものになります。

木部や樹脂などは錆びませんが、密封性と密着性の良さからエポキシ系錆止め剤を下塗りとして使っています。

以前ですと錆止め塗料は赤サビ色が主流でしたが、現在は仕上げ色によってホワイトやグレーなど数種類あり適宜使い分けています。

施工の注意としては、少しでも塗り残しがあると密封性が損なわれ錆が発生するので、錆止め下塗りとは言え塗膜厚のある綺麗な塗装が求められます。錆止め塗装の段階でカスレや塗り残しがあると意味が無いので注意が必要です。

またエポキシは紫外線に弱いので耐候性の高いシリコン塗料などの上塗材が必要です。その場合は上塗塗料の密着度など相性も問題になるのでノウハウと経験が必要になります。

これらの事からモリタ建装では錆止め塗料には日本ペイント(株)のハイボンファインプライマーUを使用しています。これはエポキシ系弱溶剤2液型錆止め塗料になります。

ただし室内に使ったり臭いの問題などがある場合には水性系のさび止め材も販売されています。
耐久性は少し劣ります。

2020年3月2日(月)
鉄製品の錆

鉄部のケレンはRB種ケレン

鉄は強度も高く加工がしやすく安価な為、昔から建築には良く使われてきました。
しかし、1点錆び易いという致命的な欠点があり近頃の建物には使われなくなりました。

逆に言うとこの錆さえなんとかなれば鉄製品は大変優秀な建物部材です。

錆びた鉄を塗装するには錆を全て除去しなければなりません。錆が残っているとまたすぐに錆びてしまうし、新たな塗装膜も簡単に剥がれてしまいます。

理想を言えば錆や旧塗装膜を完全に撤去して再塗装が良いのですが、工事金額が高額になってしまうので全てを撤去する事はあまりありません。

日曜大工で自宅の鉄柵を塗装される方もいますが、大抵数年で塗料がボロボロにはがれてしまいます。
これは鉄の下地調整であるケレン作業に問題があり、プロとの差はケレンが大きいです。

■ケレン
鉄部の錆を落とす作業をケレンと言います。錆だけでなく剥がれる旧塗膜の除去も含まれます。
先ほど話したように旧塗装膜を全て除去すると高額になってしまうので、一戸建ての塗り替え工事のケレン作業は活膜(しっかり付着している塗装膜)は残します。

ケレンとは手作業のケレン器具・紙やすりなどをから電動工具を使ったり、サンドブラスター等の専用機械を使ったり多種にわたります。

一般住宅では手作業のケレンが多いですが、モリタ建装は電動工具を使って入念にケレンします。

公共工事のケレンでは以下のように区分を設けています。

RA種ケレン
電動工具やを使い全ての錆と旧塗膜を除去する

RB種ケレン
電動工具を使いケレンし全ての錆は除去し活膜は残す

RC種ケレン
手作業のケレンでサンドペーパーやワイヤーブラシなど手工具にて錆を除去する

■ケレンの要らない錆止め材

鉄の錆は赤サビと言って赤茶ですが、黒サビと言い真っ黒になる錆があります。黒錆はそれ以上錆が進行しないので鉄を黒錆で覆えば腐食しなくなります。
このような化学反応を錆止め剤で起こして赤サビを黒サビに変化させる錆止め剤もあります。

道具が入らなかったりどうしてもケレンの出来ない部手の錆にはこれを使い今以上錆の進行を止めるのも良メンテナンスです。これは現在錆びている上からそのまま塗れるので一般の方にも使い安い商品です。


2020年2月27日(木)
■木部の塗装にはご注意を

木目塗装早め早めの塗り替えを

近年は減りましたが住宅建築で設備器具が木材で出来ているものは大変多くありました。
屋根のすぐ下の破風板\ベランダ手摺・窓木枠・木製雨戸・玄関扉と多くの木製品が使われています。

ただ木材の塗装は大変難しく何を塗装しても10年持つものはあまり無く、結果木材が腐ってしまうため次第に使われなくなりました。

新築の時は木材を多用した住宅は風情もあり格好良いのですが、10年ぶりに見てみると木部は全て腐って見る影もない建物を良く見ます。

今では見た目は木製でもアルミ製品に木目シートを貼ったものやプラスチック樹脂製で木に似せてできた製品が多く見られます。これらは木製品より高価ですが、いかに外部に木製品を使うのが難しいか判りますね。

■着色塗装

破風板や窓木枠など塗装は剥離しているが木部はまだしっかりしているものは着色塗装します。
以前は木部の下塗りは水性の薄い塗膜の物を使用していましたが、モリタ建装では2液エポキシ系の下塗り材を使います。しっかり接着させ強固な膜を作り木材を外気から密封します。

木材は呼吸しているで塗装は剥かないと聞きますが製品になった木が呼吸するはずもなく、要は気温や湿度によって伸縮するので塗装膜が追従できなくなり剥離します。
そこで硬い膜を作る2液エポキシ下塗りで封じ込めてしまうわけです。

その上からシリコン塗装しますと10年以上は持っています。

■木目塗装

木製品の良さはひとえに木目にありますね。オイルステインクリヤは木目を生かすように、木を茶系の染色剤で染め上げ透明のウレタンクリヤ膜で保護する塗装です。

玄関扉や居間の床板などに良く用いられますが、むかしのウレタンクリヤは耐久性が無く特に紫外線に弱いので、紫外線の良く当たる玄関下部や窓際の床板などはすぐに劣化し汚くなってしまいます。

劣化した部分を良く見るとクリヤが剥がれ落ちそこに汚れが染みついてしまいます。

この木目を生かした塗装をするには、汚染を全て取り除かなければなりません。これが大変難しく一度ついた汚染は中々とれないためクリヤ塗装が困難になります。
強く汚れがついた木部には着色塗装をお勧めします。

木目を生かした塗装をする場合は、木部に汚染がしみこむ前に塗り替えをしなくてはなりません。

■自然塗料・最新塗料

オスモやキシラデコールは着色と防腐効果のある染色剤です。一般の方でも気軽に塗れる商品ですが、耐久性がありません。数年ごとに塗り続ければ気も長持ちしますが、そのたびに業者に頼んだら高額になってしまうのでDIYでオーナー様が塗るのであれば良い商品です。

その中でも日本特殊塗料の「ニューシールステイン」は木目仕上げの耐久性の高い塗料です。
外装に木製品がありどうしても木目にこだわりたい方にはお勧めの商品です。


京都の清水寺の舞台の構造物を見ると、外につきでた50cm程度の梁にまで銅板の屋根が付いています。昔の人は木に雨を当ててはいけないと知っていたのですね。古い木造建築をみると木と雨との戦いのあとが見受けられます。

2020年2月24日(月)
■塗床塗装にはユータックRを

一戸建て住宅ではあまりないですが、アパートやマンションだと廊下の床を塗装しているものがあります。また工場の床も防塵や衛生面から綺麗に塗装しています。

新築のマンションなどですと廊下とベランダ床にエンビシートのタキロンが貼ってある物件が多いようです。弊社もタキロンは良く工事しますが、エンビ製で柄の模様が付きノンスリップでもあるため高級感があり耐摩耗性も高く優れた商品です。

しかしタキロンは工事価格が高いので、戸数の少ないアパートやマンションですと中々使えません。
そこでソコソコ防水性能もあり見栄えを良くしたいとの事で防塵塗装いわゆる塗床塗装が使われます。

廊下の塗床塗装で一番の問題が耐摩耗性です。歩行者が廊下を歩くことによって床の塗装には大きな負荷がかかり続けるので、塗膜が剥離したり摩耗で薄くなりがちです。

質の悪い塗床塗装している物件も見ますが、剥がれて汚い上に剥けたところが汚染が進む・漏水が進むので塗らない方がましの物もあります。

ただ廊下床がなにも塗らないコンクリのままですと、汚染はヒドイし衛生面にも問題があり漏水により下階に水漏れしたり、鉄骨の廊下・階段ですと下の階の鉄骨が錆びてしまいます。

そこで小規模のアパート・マンションの廊下・階段の床はやはりなんらかの塗床塗装したいという要望があります。

弊社も以前には塗床塗装しても数年で剥がれるなどトラブルが多かったので敬遠していましたが、15年程前に日本特殊塗料のユータックRという塗り床材をメーカーから推奨され使っています。
この商品はすこぶる優秀でまず塗っても剥離しませんし、耐摩耗性も高くスリ減りがほとんどありません。
一番良いのが工事価格が安いことです。タキロンの1/5程度で施工できますので賃料物件でも使う事が出来ます。
このユータックRと隅々のシーリーングをキチンとやれば防水効果も期待できます。完全な防水材でないので絶対漏らないとは言えませんが実用上は充分です。

日本特所塗料は塗り床材に秀でたメーカーで工場の床などで使うエポキシ系や駐車場床に使える高硬度系や超速乾性のオリゴマー系など優秀でシェアの高い商品が揃っています。

機会があれば商品も当ブログで紹介していきます。


2020年2月20日(木)
■サイディング壁のシーリング

■シーリングの打ち替え工事

最近はサイディング壁の住宅が多くなり、体感では8割がたの新築住宅がサイディング壁な感じです。
新築でサイディングを選ぶと塗り替えが必要ないと思っているお客様も多いです。

しかし、サイディング板の劣化はあまり目立たなくとも、サイディングの板と板の間や窓回りのシーリングが劣化しますので打ち直しが必要になります。
シーリングの打ち直しには全面足場が必要なので、この際なので壁も塗り替えたいとの要望が多いです。
サイディングのシーリングが劣化すると、弾性力が無くなり亀裂が入ってきます。このまま放置し怖いのが、サイデング板の裏に水が浸水してしまう事です。
サイディングの裏が浸水すると温度変化によりサイディング板が反ったり波打ったりしてきます。

こうなると見かけも悪いですし建物の防水機能も著しく劣るので、サイディング板の貼り替えが必要になり大きな工事金額が掛かってしまいます。

サイディング住宅の改修で一番大事なのが、シーリングの打ち替え工事になります。


■サイディングの塗り替え工事

単色のサイディングでしたら着色塗装すれば綺麗になりますが、石調・タイル調・木目調のサイディングですと単色に塗ってしまうと印象が大きく変わり安っぽくなりがちなのでクリヤ塗装する事もあります。

サイディングの劣化は太陽の紫外線によるものが多いので、現状より劣化しないようにUVカットクリヤ(透明)で守ってやる工事をすれば現状の模様・質感のまま仕上がるので、高級感のある模様・質感のサイディングにはお勧めです。

サイディング板自体がチョーキングして粉を葺いた状態の場合は、クリア仕上げは出来ないため着色仕上げになります。

■内部断裂するサイディング
1990年代にアスベストの健康被害から使用を禁じる法律が出来ました。当時のサイディングや屋根コロニアルには断熱性と接着効果からアスベストが使用されていましたが、この法律によって使用が出来なくなりました。

アスベストは断熱性と接着性の富んでいて安価なため多くの建築資材に使われていました。
しかし健康被害があるアスベストの使用は禁止になりましたが、急に代替えの素材が見つからなかった時期に製品化されたサイディングや屋根コロニアル商品に劣悪な物が生まれた次第です。

このころ作られた製品はサイディング板自体の接着力がないため内部破断してしまいます。現状でサイディングが少し欠けた状態で治しても同じところがまた欠けてきます。

これらは塗り替えできない商品で、改修にはサイディングの張り替え工事が必要になります。

2000年以降に建てられたサイディング住宅では良い商品になったので問題はありません。


2020年2月17日(月)
■外壁の剥けた建物

古い建物で外壁の旧塗装が剥けた物があります。
見た目も悪いですし、剥離箇所が紫外線によって劣化が進んでしまいます。
剥けた外壁を手で引っ張るとドコまでも剥けてしまいます。
剥がれた外壁材が近隣に飛散してトラブルになる事もありますし、壁が剥けたら至急補修する事が必要です。


主な原因は●下地処理が適正でなかった●下塗り材の選定ミス●そもそも下塗りをしていない
等々考えられますが、リシンという砂壁状の外壁材で良く見られます。

築20年以上前のリシン壁の建物ではプラスターリシンと言う脆弱な壁があり、これは爪等で押すと簡単に潰れてしまいスカスカな壁塗装です。

スカスカの上にどんな高価な塗装をしてもプラスターリシン層が剥けてしまうので、下地の強化をしてからの塗り替えが必要です。

サイディングでも表面が爪で凹むものがあり、これも下地の強化が必要です。
このような場合は浸透性プライマーを使います。

■浸透性プライマー
浸透性プライマーは字の如く下地に吸収され同時に下地の強化を期待できる下塗り材です。
高浸透性成分により下地の奥深く入り下地を強固なものにします。
カチオンというイオン結合で接着力は抜群のものがありますが、厚みはなく下地の凹凸を無くすことには向きません。
ですから亀裂の多いモルタル壁には亀裂の埋まる微弾性フィラーを使います。

浸透性プライマーによって下地を強化したのちに塗り替えをすれば新外壁塗装が剥けてくることはありません。

通常のプライマーでは微細な穴まで浸透できずに表面だけに膜を作るため、下地の強化にはつながりません。

■サイディングにも浸透性プライマー
モリタ建装ではサイディング壁の塗り替えにも浸透性プライマーを使っています。
サイディング壁で求められる下塗り材の性能は1にも2にも接着力です。サイディング自体に亀裂が入る事はあまりないので、微弾性フィラーのような厚みのあるものは必要ないですし、蓄熱による水蒸気によって微弾性フィラーが膨らむトラブルので使用しません。

またサイディング板は微妙な凹凸の模様がはいっているので、下地の模様を生かすためにも薄い下塗り材を使用しています。

2020年2月13日(木)
艶消し塗料による塗り替え

近年モルタル壁のジョリパット・ベルアート(同等品でメーカーが異なります・以下ジョリパットで統一します)仕上げが多くなりました。コテを使って扇状や串目をだしたり、吹付もでき艶消しで重厚感ある外壁塗装材です。

■ジョリパット仕上げの問題点

凹凸の激しい質感と艶消しという汚染しやすい材料で、どちらのお宅も10年もたつと雨水汚れや排気ガスなどによる汚染が見られます。
またモルタル壁の性質上亀裂が入りやすい材料でもあります。

艶消し塗料は表面に微細な凹凸を付け、光を乱反射させることにより艶消しになります。
その微細な凹凸に汚れが溜まりやすいので汚染に弱い性質があります。

■ジョリパットの塗り替えについて

一般的な艶有りシリコン塗料で仕上げると艶が出てしまい、独特の質感の重厚感や高級感が消えてしまう傾向があります。塗料は艶有の方が汚染には強いので悩ましい所ですが、現状の雰囲気を消したくない場合は艶消し塗料をお勧めします。

■塗り替え時の下塗りについて

ジョリパットの塗り替え時の下塗りについては塗膜が厚く付く微弾性フィラーを使用します。
浸透性プライマーなどの薄い塗膜の下塗り材はお勧めできません。
これは下塗り材が厚いことによって亀裂を消すことができる事と、激しい凹凸を多少なだらかにして汚染しづらい質感にするためです。

■ビーズコートSi
ビーズコートという塗料がありこれは艶消し塗料です。
蓮の葉の撥水力に着目し、艶消し塗料なのにナノテクノロジーによって驚異的な撥水性のある塗料を製造しました。

これにより艶消し塗料でありながら非常に汚染に強い塗料となっています。
またチョーキングに強いシリコン樹脂を使ったビーズコートSiが高機能です。

ジョリパット外壁にお住いのお客様が塗り替えを考えてられてたら、微弾性フィラーとビーズコートSiをお勧めします。

2020年2月10日(月)

■結露防止塗料

寒い冬の朝に住宅の内壁や窓回りや押し入れの中がビッショリに塗れて、雨漏りかと思ったら結露だったという事が良くあります。

この「結露」は放っておくと家を腐らせてしまう大変怖い現象ですし、ジメジメして健康面の被害も予想されます。

■結露はどうしておこる?

結露は外部気温と室内温度の差から、空気から水滴が生じる現象です。
天気予報で湿度何%と発表されますがこれは「相対湿度」で気温により変わり、暖かいと多くの水蒸気を含むことができます。

暖かい空気が急激に冷やされると結露が起こりますが、ビールをジョッキに注ぐと周りに水滴が付きますが、これはジョッキ周りの空気が急激に冷やされたためおきます。

住宅の場合は冬季は室内は暖かく外気は冷たいので、相対湿度の高い室内温度が急激に窓や壁を通し外気温度によって下がると結露します。

そのためサッシ窓を二重にしたり壁の断熱を高めるなど、抜本的な解決には大きな費用が掛かってしまいます。

■ダニやカビが大好き「表面結露」

住まいの結露は「表面結露」と「内部結露」があり、表面結露は天井や壁など見える部分の結露で、内部結露は壁面内や基礎部分など目に見えない部分の結露です。

表面結露は常に壁などがジメジメしているためダニやカビの繁殖の温床になりやすく、ぜんそくやアレルギーなど健康面で大きく問題が生じます。

■住宅にとって恐ろしい「内部結露」

目に見えない部分の内部結露はもっとおそろしく、壁内の木部や鉄部を腐らせ脆くします。
基礎内部で起きるとコンクリートの基礎の鉄筋を腐食させ爆裂現象が起き基礎を破壊していきます。

■「ケツロナイン」で結露レス

菊水化学工業の「ケツロナイン」は名前が表す通り結露防止塗料です。
珪藻土を主剤として湿気を吸い取り湿気を排出するという調湿機能と高い防苔・防カビ性能があり、その機能を持続する塗料です。

■ケツロナインの特徴

1.塗膜厚1mmで1u当たり600gの結露水を吸収します。

2.調湿性があり、湿度が高いときは湿気を吸収し、湿度が低いときは放湿し、室内の湿度の急激な変化を和らげます。

3.防カビ・ダニ性に優れています。

4.耐水性にも優れていますので、浴室の壁天井にも使用できます。

5.防火性に優れています。

塗装で結露を防げますので、鉄板など多くの下地に塗ることが出来、塗料ですので比較的安価に工事が出来ます。
モリタ建装でも多くの結露現場に使用していますが好評を得ています。

2020年2月5日(水)
モリタ建装ドットネット リニューアル

この度モリタ建装ドットネットをリニューアルしました。
今までと変わらないご愛顧をお願いいたします。

今回も自分で全て作成しましたが、参考に色々なサイトを見て回れました
最近の傾向は1)すごくおしゃれなサイト 2)チラシのようなサイトが多いですね。

外装塗り替えでアパレルのようにおしゃれなサイトは似合わないし、チラシのようなサイトも違うなぁと試行錯誤していました。

1998年に弊社の最初のサイトを作ったころは業者も少なく、サイトがあれば依頼が来るような状態でしたが、現在では塗装店のサイトは大変多くなりました。

他と似たサイトを作っても仕方ないので自分のカラー(作りやすい、、、、)デザイントなりました。

自分で作れば隅々まで目が行き届きますし、お客様の反応で更新作業も楽ですしページの責任者として覚悟もできますしね。

ただスペル間違いなど些細なことでサイトが変になりますし、気を抜けませんがコツコツやることは性に合っているので苦ではありません。

これからはお客様にわかりやすい表現を心がけ、誠意ある仕事が伝わるようにサイト運営とこの日記を続けていきますのでよろしくお願いします

2020年2月3日(月)
現地調査

お見積で一番大切なことは現地調査になります。
住宅はそれぞれ異なるので、そのお宅に適した下地調整や仕上げ塗料、近隣の工事への障害等を考えて調査します。

外壁や塗装部位ん屋根などの適正な数量を測る事も重要な作業です。
その数量によって材料を用意したり、作業員の人数を調整します。

私は週の半分程度は現場調査に回っています。弊社で行う工事はすべて私が現場調査しお見積を作成します。

その時に使う道具のお話をします。

@打検ハンマー
見た目では解らない下地の具合はハンマーの打撃音によって判断します。
下地補修が必要な場合等も解ります。

ALEDライト
室内の漏水調査などでは暗い屋根裏なども見る時に使います。

Bメジャー
細かい物や詳細な寸法が必要な場合はメジャーを使います。
利便性からも小型の物を常備しています。

Cクラックメジャー
モルタル壁の場合0.3mmの上下でヘアークラックとクラックを分けています。
補修方法も異なるため亀裂の幅を測る物です。

Dレーザーメジャー
これが出来て現地の寸法を測るのが格段に楽になりました。
cm単位の詳細な数値がわかるので正確な見積には必須のものです。

E小定規
壁の平滑度や隙間に刺して厚みを測ったり色々使えます。

他にもデジタルカメラや赤外線カメラも常備しています。

今はドローンを調査に使えないか検討中ですが、市街地での使用に制限が掛けられていたり本格的に使用するには機体が高価なため強風等で屋根上に墜落などしたら回収が困難な事など問題点があります。

ドローン調査専門業者も現れていますので依頼するのも手ですが、調査費用がかかる為に無料で行っている[お見積り・住宅診断書]になじまなくなりますね。


2020年1月31日(金)

本日までこのブログは毎日更新してきましたが、写真の追加や内容の充実を図るために、来週より週に1-2回の更新に切り替えます。

来週よりの充実した内容のブログにご期待ください。

2020年1月30日(木)
塗装下地の種類

塗装する下地によって、塗装目的や下塗り材量が変わってきます。適正な選択が必要になります。

■サイディング壁
サイディング壁の塗装の主な目的は、目地シーリングの保護とサイディング板への密着です。
そこでシーリングには塗料の密着性の高いポリウレタンシールを使い、板面には浸透性のカチオンプライマーを使用します。

微弾性フィラーなど塗膜の厚みのあるものは、蓄熱障害によって膨らむトラブルがあるので使用してはいけません。

■モルタル壁
モルタル壁の塗装の主な目的は、亀裂への対応になります。
モルタル壁は必ず亀裂が生じますので、亀裂をふさぎ追従できる微弾性フィラーを使用します。

また吹付や左官仕上げが多く表面が凸凹しているので、膜厚のある下塗りによって平滑に近づけます。
 

2020年1月29日(水)
塗料の攪拌について

塗料は顔料とうすめ液が主成分ですが、缶に入ったまま長期保管しているとこれらが分離します。

また顔料自体も多くの成分で色を作っているため分離します。

これらを混ぜるために塗料を攪拌しますが、マゼールという攪拌機械を使い充分に混ぜます。

攪拌が不十分なまま塗装すると、色にムラができたり塗膜の厚みに凹凸ができたりします。

その攪拌時にローラーやハケで塗りやすいように、うすめ液で粘度を調整する事も攪拌の大事な役割です。

2020年1月28日(火)
水性塗料と溶剤塗料

うすめ液によって水性と溶剤がわかりますが、一般的に言って溶剤塗料の方が性能が高いです。

水性は大きな分子が水に浮いている状態で、溶剤は細かくなった分子が溶けているといった感じです

詳しくは左コンテンツ[良い塗料とは]をご参照ください。

ただし溶剤系塗料はシンナー臭がしますので、内装に使う事は避けられますし、繁華街だと外部でも苦情が来る事があります。

2020年1月27日(月)
塗料の薄め液

薄め液とは塗料が濃いと塗装しづらいので、適当な粘度に薄めるために使用するもので、水や溶剤が使われます。

塗料の粘度調整は知識と経験が必要で、硬すぎると仕上げが凸凹になり、薄すぎると塗膜が薄くなってしまいます。

質の悪い業者だと塗料を倍希釈(16リットル塗料だったら16リットルの水で薄める)して塗料を伸ばし、薄い塗装膜になってしまいます。

またシンナーとは英語で薄め液という意味で、臭いの少ない弱溶剤と、臭いのきつい強溶剤に分かれます。

水性塗料は水で薄めますが、乾燥して塗膜が完成すると水に強くなる性質があります。なので水性塗料の汚れは水では落ちなくなります。

2020年1月24日(金)
水性と溶剤の塗料

塗料には水性と溶剤塗料がありますが、現在は水性塗料が良く使われています。
これは一言でいえば使い易いからです。

■水性塗料はうすめ液が水で臭いもなく危険性もない為、住宅地でも安心して使用できます。
自然乾燥で塗膜が形成されるのでゆっくりと時間が掛かります。
また塗った時点と乾燥後で色が変化するのも特徴なので色合わせは注意が必要です。

■溶剤塗料は厳密に言えば強溶剤と弱溶剤に分かれますが、これはうすめ液が違います。
強溶剤は臭いが強く危険性の高いシンナーが使われますが、住宅地では臭いの問題から現在は使われず、溶剤系と言えば弱溶剤塗料になります。
乾燥が早く強固な塗膜が形成されます。

2020年1月23日(木)
塗料は何で出来ているか?

塗料は塗膜になる成分と塗膜にならない成分からできています。

塗膜になる物を主に樹脂でアクリル・ウレタン・シリコン・フッソ樹脂等になります。
もうひとつ顔料も形成成分になります。いわゆる色を構成している成分です。

塗膜にならない成分は、塗りやすいように柔らかくしている成分で、水性塗料なら水、溶剤塗料であるならシンナーがこれに当たります。塗膜形成にあたり蒸発して無くなります。

2020年1月22日(水)
塗装の目的とは?

住宅を塗装する目的には大きく分けて以下の2つあります。

■[塗装するものを守ります]

建物を紫外線や雨水から守る鎧になります。
ブロックなどでは風化から守りカビやコケの発生を防ぎます。
この性能を発揮するためには塗装の表面を丈夫にし耐候性の高い皮膜にする必要があります。

■[綺麗にすること]

好みの色で好みの質感で塗装でき、全てをきれいにすることで建物のイメージを替えたり、コーディネイトを楽しんだり新鮮な気持ちを得られるのも塗装の魅力になります。

2020年1月21日(火)
木部の塗装-4

以前の木部塗装ではオイルステインクリヤという木目を生かした塗装が良く見られます。

特に室内塗装に多いのですが、クリヤは紫外線に弱いので外部にはあまり用いられませんでした。

古い住宅を見ると玄関扉と居間の床板がオイルステインクリヤ仕上げですが、扉は下部、床板は窓際の紫外線に良く当たる部分のクリヤが劣化して剥がれ、汚染が進んでいるものが良く見られます。

汚染が初期段階でしたら、クリヤを剥いて木部洗浄、染色してシリコンクリヤ塗装をし直せばきれいになりますが、木部の汚染がひどい場合は染色しても元に戻らないため着色仕上げか、木製建具の交換になってしまいます。

2020年1月20日(月)
木部の塗装-3

■浸透タイプと造膜タイプ

木部の塗装にはキシラデコールやオスモなどの浸透タイプと、化学塗料により膜を作って守る造膜タイプがあります。

●浸透タイプ
自然塗料が多く染色するもの。耐水性や耐候性はないため外部に使う場合は数年ごとの塗り替えが必要。
木目の質感は残る。

●造膜タイプ
化学塗料で塗り込めるため耐水性・対候性が高く外部に用いられる。メンテナンスサイクルは長いが、下地調整などが出来ていないと亀裂や剥離する事がある。

木目の質感は消える。



2020年1月17日(金)
木部の塗装-2

木部の塗装には木目を生かした仕上げと、単一色に着色する塗装法があります。

未塗装か木目の見える塗装の場合は、汚染がそれほど進んでない場合はオイルステインクリヤ塗装します。

木部を若干濃い茶系に染めますが木目は見えます。そのうえからクリヤで保護する塗装ですが、
以前はクリヤの質が悪かったので紫外線による劣化が激しかったので、玄関扉や居間の床板の陽の当たる部分のクリヤが剥がれ汚染してしまっているものを良く見ます。


しかし現在はクリヤもシリコンなど耐久性が上がっているので持ちはかなり良くなっています。

2020年1月16日(木)
木部の塗装

現在では少なくなりましたが、建物に木製の物を使用しているものがあります。

木は安価で工作しやすいので多く使われていましたが、塗装などで保護することが難しく外部に使用すると10年程度しか持ちません。

透湿性の為の伸縮性から造膜タイプの塗装では追従できないため剥がれやすく、木目を生かしたクリヤ塗装でも過去の性能の悪いクリヤ塗料だと経年変化で剥離してしまいます。

このように耐久性が無い為に木材の使用は避けられていて、現在の木目のある設備はアルミや樹脂に木目を印刷したものに変わっています。

2020年1月15日(水)
錆のケレンの種類

鉄骨階段などの鉄製の建築物は錆びやすい性質です。

塗り替えで大事な作業がケレン工です。ケレンとは現在錆びている部分を撤去する作業の事です。

ケレン作業は内容によって3つに分けられます。

RA種ケレン
電動工具を用い錆びてるところはもちろん旧塗膜を全て撤去する

RB種ケレン
電動工具を使い錆びている部分を撤去。錆びていない活膜は残す。

RC種ケレン
サンドペーパーやワイヤーブラシなどり手作業で錆を落とす。

モリタ建装の塗り替え工事はRB種ケレンで施工しています。

2020年1月14日(火)
廊下・階段の防水

集合住宅では廊下や階段室があり、鉄骨階段が使われているものも少なくありません。

鉄骨階段の裏側が錆びているのは土間の防水不良なので緊急の防水工事が必要です。

防水性能の高いウレタン防水は工期が長い欠点があるので、使用頻度の高い廊下や階段の土間防水には使えません。

そこでタキストロンのようなエンビシート防水が良く使われます。シートを貼って完成なので工期も短く、耐摩耗性・耐久性・防水性が高いのでお薦めの商品です。

ただ難点は工事単価が高めなことですね。


2020年1月10日(金)
ALC建物の防水

ALC建物の防水はゴムシート防水が良く使われています。

これは巾90cmのシート状の黒いゴムで出来ていますが、接着が甘く10年未満に剥がれてしまう事が多いです。

またALC住宅は構造的にスキ間の多い建物なので漏水に悩んでいるお客さんが多くいます。

特にALC建築に慣れていない工務店が施工した建物は、考えられないようなミスがある物もあります。

ALC建築物の雨漏りには経験とノウハウの豊富なモリタ建装にご依頼ください。

2020年1月9日(木)
ALC外壁の雨もり

本日より都内の鉄骨3階建てALC住宅の外壁防水工事が始まります。

ALCとは発砲コンクリートの事で巾60cmの板を並べたもので、板間のシーリングと窓回りの目地から雨漏りすることが多いです。

また屋上・ベランダ床から漏水も多く、鉄骨ALCの建物は全体的に防水に問題のあるものが多いです。

今回は外壁からの雨漏りなのでALC・窓回りシーリングを打ち直しその上から弾性防水型外壁塗装をします。

また一部エンビシート防水がめくれてしまっているので、剥がして張り替える工事もあります。

2020年1月8日(水)
本年も宜しくお願いします

本日より本年の営業を開始しました。
本年も宜しくお願いします。

1月7日まで休みは一般的には長いようですが、弊社は以前から1月は8日から開始にしています。

建築業界では年始が遅いことと、一戸建て住宅の工事開始は年初の繁忙期を避け10日前後から開始の事が多いからです。

また以前では作業者が故郷に帰ってしまい帰京が遅い為、年始が遅かったのですが、現在の作業者は近隣の出身者が多いのでこの意味は薄れてます。

本年もよりよくよりお客様の為の塗り替え工事を心がけます。


2019年12月27日(金)
本年もありがとうござました。

モリタ建装(株)は本日で本年業務が終了になります。

本年は72軒の一戸建て住宅と12棟のアパート・マンションと5棟の工場と川口市の芝保育所防水工事、北中学校外部改修工事を入札により受注し施工しました。多くの物件をありがとうございます。

ほとんどの物件が川口市・さいたま市で埼玉県南が85%を占めています。地元の皆様のご愛顧を感謝します。

来年は1月8日からの営業開始とホームページ更新になります。

2019年12月26日(木)
塗り床塗装工事

モリタ建装ではコンクリやモルタルの土間の塗装も良く施工しています。

コンクリやモルタルの土間は性質上亀裂が入りやすかったり表面が凸凹になってしまったりします。

工場の内部の床などでは衛生上からもツルツルの綺麗な床に仕上げたり、学校の給食室の床は常に濡れているので、滑らないように表面ノンスリップ仕上げしたりします。

厚みのあるエポキシ塗床材では鏡面仕上げになりますが、エポキシ樹脂は紫外線に弱い為、使用は室内に限られます。

賃貸アパートの廊下や階段床であまり高価な工事が出来ない時は、アクリルウレタンのユータックRという薄塗り床材が耐久性が高い割には安価にできて好評いただいています。

2019年12月25日(水)
外壁の下塗り材

塗装に於いて下塗りは大変大事な工程です。塗料の付着力の向上や下地を平滑に調整するなど大きな役割があります。

住宅の外壁ではモルタル壁とサイディング壁がほとんどです。

モルタル壁の場合は微弾性フィラーを使います。下地との密着性が良く、厚みがある造膜のため防水性が高く小さな亀裂やピンホールなどは隠蔽してくれます。

サイディング壁は亀裂やピンホールなどは少ないので、下地に浸透して下地との密着性を高めるために浸透性プライマーを使います。膜厚は薄いです。
膜厚のある微弾性フィラーは蓄熱効果で膨らむ恐れがあるため使いません。

モルタル壁は厚化粧、サイディング壁は薄化粧になります。

2019年12月24日(火)
外壁弾性塗装

壁面から亀裂などにより漏水している場合には弾性塗装による塗装が必要です。

弾性塗装には2種類あって、防水型化粧材と建築用防水材がありJIS番号も違うので注意が必要です。

建築用防水材の場合は[高弾性塗料]と呼ばれ防水材なので保証もでますが、防水型化粧材の場合は防水材ではないので補償が出ない事が多いです。

工事単価が倍ほど違うので施工業者に聞いてみましょう。

2019年12月23日(月)
タイル壁面の目地

磁器タイル外壁は耐久性が高く強固なものですが硬すぎて亀裂に弱いという欠点があります。

そこでタイル壁には構造目地があり亀裂は目地の弾性力で吸収される構造になっています。

耐久性の高いタイル壁でもこの構造目地のシーリングの寿命は一般的に10年程度なので打ち替えが必要になります。

この目地シーリングが劣化すると、雨水がタイル裏に回り込んでタイルが剥離してしまったり、建物内に雨漏りしたりするので注意が必要です。

タイル目地は仕上げ塗装をしないので、表しで良い変成シリコンを打ちます。


2019年12月20日(金)
ピンネット工法

磁器タイルの落下事故がたまにありますが、補修方法としては、タイルの貼り替えが必要ですが、工事金額が高いです。

タイル落下で安価な工事金額でできる工法にピンネット工法があります。

強固なガラス繊維の入ったネットをタイルひょをう面全体に張り込みピンで4隅を止めて、上からモルタルを塗りこむ工事方法です。

モルタルの上には一般的な外壁塗装を行います。タイル模様が消えてしまいますが、タイル張替の半角程度でできます。

もうすぐ取り壊しになる川口市役所の本庁舎はこの工法で弊社が施工しました。

2019年12月19日(木)
防水撥水剤仕上げ

磁器タイルの改修について相談されますが、焼き物の磁器タイルは半永久と言ってよいほどの超耐久性があり、目地のモルタルやシーリングの打ち替えさえやっていれば良いものです。

以前はタイルにクリヤ塗装する事もやっていましたが、数十年もつタイルの上に十年程度のクリヤを塗装することに疑問を感じていました。

タイル自体が健全であるならばクリヤ塗装はお勧めしません。

タイルの保護には撥水材を薦めています。これは衣類の防水スプレーの強化版で、塗ったか塗らないか判らないですが、目地モルタルに浸透し水の浸水を防ぎます。
コップに水を入れて壁に掛けるとパーッと水をはじくので、効果は感じてもらえます。

近年では防水型の撥水剤もありますので、タイルの質感はそのままに漏水の対処も可能になりました。

2019年12月18日(水)
結露防止塗装

昨日は雨の話をしましたが、雨が続くと室内の結露が問題になります。

押入れの中や窓回りなどで雨漏りの調査をうけたら結露だったという件が結構多いです。

結露もひどいと雨漏りと勘違いするくらいの水量なので問題も大きいです。

基本的に外気温と室内温の差から結露する自然現象なので結露自体を解決するには、二重サッシにするなど大きな工事が必要になります。

菊水化学工業のケツロナインという商品は塗料ですが結露防止を謳ったもので、実際使用すると効果が高いようです。

結露にお困りの方はご相談ください。

2019年12月17日(火)
近年の日本の雨降り

12月に雨が降るなんてあまりないことですが、本日は雨降りです。

モリタ建装は外装塗り替えと防水工事がメインなので、ほとんどの作業は雨天ではできません。

防水工事では前日に雨が降ると当日晴れても工事できない事もあり、雨降りは大変苦手な工種です。

以前なら梅雨時くらいなものでしたが、最近は年中雨が降っている感覚で、特に9-10月の秋雨が続く感じです。

東南アジアなどでは雨季乾季がありますが、温暖化により日本の天候も変わってきたようです。

スーパー台風もこれからは毎年続きそうですし、外装工事屋には苦しい天候が来そうです。

2019年12月16日(月)
金属屋根には遮熱塗装を

一般的な住宅の三角屋根には屋根裏に大きな空気層があります。空気層は優秀な断熱材なので屋根に遮熱塗装をしても極端な温度低下にはつながりません。

平らな平屋根は屋根裏層が無い為、遮熱効果は上がり、金属屋根ですと大きな効果が期待できます。

軽量で耐久性のある金属瓦などは近年よく使われていますが、金属は蓄熱して高温になるため、塗装も高温になり分子結合を破壊され寿命が短くなります。

金属屋根の場合は塗装の高耐久と室内の室温低下の面からも是非とも遮熱塗装をお勧めします。

これは塗装が必要ないと言われているガルバニウム鋼板にも言えます。ガルバニウム自体は劣化や錆は発生しませんが、表面の塗装が高温などにより劣化しますので、白っぽくなってきたら塗り替えを検討しましょう。


2019年12月13日(金)
遮熱塗料について

遮熱塗料は反射型、高断熱型などありますが、夏場だけでなく冬場の寒さにも効果があります。

室内の温度を安定させるだけでなく、塗装自体の温度もあまり高温にならないので塗装の寿命が長くなります。

極端に高温や低温になると塗装の分子結合に影響があるので遮熱塗料は高耐久の面でも利点があります。

また遮熱塗料で温度対策の効率を考えるのなら、なるべく明るい色をお勧めします。

白色が一番遮熱率が高く、黒色が一番低いのでなるべく白色に近い色の方が遮熱率が高くなります。

2019年12月12日(木)
屋根の塗り替えには遮熱塗料を

住宅の屋根がコロニアルや洋瓦の場合は塗り替えが必要になります。

最近では屋根用一般塗料と遮熱塗料の価格差が少なくなり、数万円の差で遮熱塗装できるのでこちらを薦めています。

一般的な住宅では大きな屋根裏があり、断熱効果の高い空気層があるのでそれほど遮熱効果は望めませんが、塗料に遮熱効果があるという事は夏場にも塗装が極端に高温にならないので、塗料の寿命が長くなります。

ロフトがある住宅で屋根裏が無いものや、金属屋根が使われている住宅は遮熱塗料の効果が高いです。

2019年12月11日(水)
チョーキング-樹脂による違い

太陽光により塗装はチョーキングしますが、これは塗料の分子結合が紫外線のエネルギーによって破壊されることです。

塗料の分子結合は樹脂によって違いがあり
アクリル−ウレタン−シリコン−フッソの順に強くなり、これ以外で無機塗料が最強の分子結合になります。

また水性・溶剤塗料でも差があり、溶剤塗料のほうが分子結合は強いです。

近年では白色だけチョーキングしずらくしたラジカル系もありますが、白色だけ紫外線に強いといった変わり種なので、白以外の色ですと効果も薄いです。

2019年12月10日(火)
チョーキング−塗料の寿命

塗料は紫外線との戦いで分子構造を少しずつ破壊され、表面から粉っぽくなりチョーキングします。塗装面を手のひらをこすると粉が付く減少で、塗装膜の破壊を表しています。

塗装膜は建物自体を紫外線から守るためにあるので、チョーキングするとその役目が果たせなくなります。

塗装膜も完全に平滑では無く、手作業で塗られているので微細な凹凸がありますが、薄い所はチョーキングに弱くなります。

サイディング住宅で現状のまま仕上がるクリヤ塗装は、サイディング板やシーリングをクリヤにより紫外線から守る目的で塗装されます。

サイディング板も10年以上たつとチョーキングにより劣化しますので、されから守っているのです。

2019年12月9日(月)
木製建具の塗装

木部の塗装には強固な塗装膜を作る塗装と、木材に浸透し着色し塗装膜を作らないものがあります。

木製建具が汚染されたり腐食したものは木目を生かした染色は出来ないため、塗装による塗装膜を使いますが木目は消えて単一の色になります。

汚染がそれほど進んでいないものは、キシラデコールやオスモなどの染色タイプが使用できますが、耐久性が無い為数年ごとの塗り替えが必要です。

強固な塗装膜を作って木材を守っても、木は収縮するのでそれに追従できずに塗装膜が剥がれてしまうなど、木製の塗装は大変難しいです。

近年はアルミや樹脂製で木目が印刷された住宅建材が多くあります。

2019年12月6日(金)
F様邸外部塗り替え工事-4

昔の和風建築にはよくありましたが、F様邸は雨樋が銅で出来ています。

古い寺社仏閣などでも銅が使われていますがも銅は錆びると緑青(ロクショウ)で緑色になり、この状態になるとこれ以上錆びずに長く持ちます。

現在は車の排気ガスなどの影響で綺麗な緑青にならないようです。また、酸性雨の影響で銅に穴が開き、雨樋から雨が漏れてしまう事故もあります。

F様邸も雨樋に穴が開いてしまったので、銅の樋を交換します。

現在の銅製雨樋は床面にコーティングがしてあり酸性雨に強い製品になっています。

2019年12月5日(木)
F様邸外部塗り替え工事-3

今週は市内の純和風建築のF様邸を工事しています。

F様邸は玄関小庇と玄関引き戸が木製で、経年劣化により結構汚染しています。

木部の塗装は難しくこれと言った塗装は無く、どの工法でも10年弱で再塗装が必要になります。
これは木が伸縮するためで、塗装膜が追従できないために亀裂や剥離してしまうからです。

また単色の塗装をすると木目の質感がきえるので、茶系に染めてクリヤするオイルステインクリヤが良く使われていますが、以前のクリヤは質が悪い為クリヤ層が剥がれてしまっているケースを良く見ます。

2019年12月4日(水)
F様邸外部塗り替え工事-2

和風建築の外壁にはリシンやジョリパッドのような砂壁状の艶消し仕上げをしているお宅が多いです。

塗料は基本的には艶があり、艶消し塗料は表面を微小に凹凸をつけて光を乱反射させて艶消しにしています。

塗装的にはこの微小の凸凹が問題で、汚染がつきやすい欠点があるので、艶消し塗料は汚染しやすいというのが常識です。

ところがスズキファインのビーズコートSiという商品は、艶の無いハスの葉の撥水性がとても高いのに注目し、ナノテクノロジーで艶消し塗料なのに汚染に強い塗料を作りました。

艶に光り輝く外壁には抵抗を感じるお客様にはぜひお勧めする商品です。

2019年12月3日(火)
F様邸外部塗り替え工事

先日から川口市内のF様邸の塗り替え工事をしています。

F様邸は純和風の建物で屋根は和瓦、外壁はリシンという砂壁仕上げの建物です。

外壁リシンは現在でもよく使われている艶消しの外装材です。ただ塗膜が薄い為に亀裂が入りやすい塗料です。
また汚染に非常に弱く水分を含んだ状態が続くので苔が生えたり汚染に弱いです。

和瓦は陶磁器のように焼いてあるので大変耐久性が高く、ほとんどのものは改修の必要はありません。

和風建築の塗り替えでは、木部の塗装を注意する事、艶消し仕上げにする事など意識して工事しています。

2019年12月2日(月)
スーパーコンクリート

ローマ時代の闘技場やパンテオンなどはコンクリートの先祖のようなものが使われています。ローマン・コンクリートと言われています。

現在の鉄筋コンクリートは多分100年経ったら崩れ落ち、数百年で跡形もなくなりますが、ローマのコンクリ建造物は2000年以上形を保っています。

これは当時石灰質の多い土に海水を混ぜたため、海水のミネラルと石灰が奇跡的に上手く結合してスーパーコンクリートが出来たそうです。

建築後もそのミネラルが成長してコンクリートの弱い部分を補完したなどの奇跡的なコンクリでした。

ローマン・コンクリートを使わない現在の建築では、10数年に一度、構造体を守る改修工事が必要です。


2019年11月29日(金)
鉄筋コンクリートの爆裂

鉄筋コンクリート(RC)には爆裂という劣化があります。

RCはコンクリートの中に強度を増すため鉄筋が桝形に配置されていますが、亀裂などで雨水が浸水して中の鉄筋を錆びつかせます。
鉄は錆びると膨張するので、構造の鉄筋が錆びてコンクリートを弾き飛ばします。

RC壁に穴が開いて中に黒ずんだ鉄筋が見えていたら爆裂です。
早急に補修が必要でコンクリートを落とし、鉄筋の錆を全て露出させて錆止め処理をして樹脂モルタルで平らに補修します。

これを放置したり補修が甘いと鉄筋の錆が止まらずに、RCが強度不足になり崩壊してしまいます。

2019年11月28日(木)
鉄筋コンクリート外壁の補修

鉄筋コンクリート(RC)一般住宅ではあまり使われませんが、建物の一番下の基礎部分がRC造です。

基礎に使われるくらいなので大変頑丈ですが、建築費が掛かるため住宅全体には使われません。たまに豪邸のRC造一般住宅は見ます。

役所の建物や学校はRC像の物が多いです。公共建築は長持ちが重視されるからです。

RCは構造的に大変強固なものですが、亀裂が入りやす欠点があります。
しかも構造亀裂と言って建物内まで貫通する亀裂があるので、室内に漏水します。

そこでRCの亀裂の補修は、1.亀裂が広がらないように 2.亀裂から漏水しないようにが大事な点です。

RC外壁亀裂の補修方法はUカットシーリングや低圧エポキシ樹脂注入工法が良く使われます。

2019年11月27日(水)
磁器タイルの改修

タイルの剥離事故はたまに新聞に取り上げられるように、結構多くあり人身事故につながるケースもあります。

建物の一か所が剥がれたら、全体も同じ条件・環境なので剥がれる恐れがあります。

タイルの剥離が見られたら早急に専門業者で全体の調査をしましょう。

新築時に原因がある事が多いですが、亀裂等からの雨水の浸水からタイルも剥がれるケースもあります。

また外壁タイルだと必ず構造目地がありシーリングされていますが、そこが劣化し浸水するケースも多いです。

剥がれや亀裂のはいったタイルを撤去し、また新規にタイルを張る工事はほこり等が多量に出たり、高い所だと足場が必要になり大規模な工事になります。

2019年11月26日(火)
磁器タイルの改修

外壁の部材では超耐久が見込める磁器タイルですが、構造目地のシーリングは10数年で打ち替が必要です。

また一番多く、難儀なトラブルがタイルの剥離です。

タイルが剥がれるとその部分だけで無く全体的にタイルが浮いて無いか打撃検査が必要です。
一部が剥がれるという事は、同じ条件の全体にも剥がれの懸念があります。

タイルの補修には大きく分けて2つあり、タイルの貼り直しか、ガラス繊維の入ったシートをタイルの上からボルト止めしその上から塗装するという工事方です。

貼り直しは、剥がれたタイルを撤去し新しいタイルを貼り直しますが、築年数の経った建物は同じタイルがもうないので、そこだけ違う物を貼りますが、違和感が残ってしまいます。

ガラスシートを貼る工法は、タイルの上にシートを貼り、剥離防止のボルトを打ち込みます。
その上から樹脂モルタルを塗り塗装します。

シート工法の方が安価にできますが、仕上がりが変わります。

2019年11月25日(月)
集合住宅の塗り替え

戸建て住宅では無く、アパートやマンションなどの集合住宅はよく手掛けています。

多くの居住している方がいらっしゃるので、現場監理、特に告知連絡業務が大切になります。

たとえばベランダの塗装をするので荷物の移動や洗濯物を控えるなど協力いただく事もあるので、チラシや掲示による告知を細かく行います。

また建物全体に足場が掛かると不審者が足場を使いベランダから侵入等の事件もあったので、戸締りの注意喚起も行います。

大規模マンションの足場には機械警備が付いたものもありますが、数所帯のアパートに機械警備など大きな費用を掛けられませんから。

足場が建つとうっとおしいし臭い等実際の障害も発生するので住人の方の協力は必須となります。


2019年11月22日(金)
賃貸住宅の塗り替え

先日より川口市内のSハイム防水・塗装工事を開始しました。

屋上の既存防水を撤去しウレタン緩衝工法と廊下階段廻りの塗装工事がメインです。

足場は掛けず、階段廊下の塗れる範囲の鉄部を塗装します。

賃貸物件は月々の賃料が決まっているので、塗り替え工事に掛ける予算も決まってきます。

個人住宅と違い高級塗料をふんだんにとはいかないので、コスパの良い工事を選び、改修の緊急性の高い工事だけをやります。

賃貸物件のご相談もモリタ建装におまかせください。

2019年11月21日(木)
最強の塗料

住宅塗り替えで使われる塗料は、アクリル−ウレタン−シリコン−フッソと樹脂により性能が高くなりますが、この他に無機塗料という物があります。

塗料は太陽紫外線によって破壊されチョーキングが始まりますが、無機質は紫外線で劣化しません。炭素の入っている有機質が紫外線で劣化します。

ここから無機塗料は開発されましたが、もともと無機質はセメントやモルタルなどで、これから塗料作る事は不可能だと思われていました。

しかし近年のナノテクの進歩から無機塗料が開発されましたが、これが凄い性能です。

一般的に最高のフッソ塗料以上の耐候性があり汚染にも強く、価格もフッソと同等です。

仕上がった塗装面を見ると、まるで陶器の釉薬のような艶があり、超耐候が感じられます。

なかなか高価な物なので一般住宅にはオーバースペックぽいですが、足場を掛けづらい、もう塗り替え工事はしたくない等あればお勧めします。

2019年11月20日(水)
役所工事

役所の工事を入札に参加するには、指名参加願いを出しますがこれが大変で、建設業許可・施工管理技士や技能士の資格、一番大変なのが経営審査があって過去数年分の決算書の提出が義務付けられます。

そのため、役所の入札に参加している会社は健全な経営と仕事の質が担保されていますので、合い見積等の時は選択の参考になるでしょう。

役所の工事はA4数百ページの書類と膨大な写真帳の提出がありますので、半端な塗装屋では対処できません。

川口市も数百の塗装店がありますが、指名参加している塗装店は30社程度になります。業者選定の参考にしてください。

2019年11月19日(火)
川口市工事

モリタ建装は川口市の塗装工事も、入札に参加して受注しています。

現在も川口市の中学校を受注し工事をしています。弊社から5分程度の所の学校ですので非常に管理しやすいです。

その中学校もそろそろ工事完工が近いですが、役所工事は書類や写真関係の提出物が大変多く、書類は私が担当しているため難儀しています。

そのかわり役所工事もやっているので、その手法である工事写真帳や材料管理などを、民間の住宅塗り替えにも応用して好評をいただいています。

生まれ育った地元の工事はモリタ建装の誇りです。

2019年11月18日(月)
Y様邸塗り替え工事-4

天候もここにきてやっと安定しだし、外装工事も順調に進むようになりました。

近年の日本は梅雨の時期よりも秋雨の方が天候が悪いように感じます。

雨天が続くと工事が出来ないため工期が遅れ、今の所、半月ほど全体の工事が遅れた状態です。

かと言って雨模様の状態で工事をすることはありません。湿度に注意しながら工期を調整しています。

雨のための工事の順延はお客様もご理解下さるので大変ありがたいです。


2019年11月15日(金)
Y様邸塗り替え工事-3

塗り替え工事で使われるシーリングは主にポリウレタン系と変成シリコン系に分けられます。

シーリング後に塗装するならポリウレタン、顕わしななるなら変成シリコンを使います。

変成シリコンは塗装もできますが、高価なため塗装する時はポリウレタンを使います。

変成シリコンは仕上げに使うのでカラーも豊富にあります。目地を目立たせたいか、目立たせたくないかで色々な色を選択できます。

2019年11月14日(木)
Y様邸塗り替え工事

サイディング住宅の塗り替えで一番大切な工事はシーリング工事です。

シーリングメーカーによると厚みは5mm以上確保しないと期待する性能がでないと明記しています。

既存シーリングを撤去せずに打つと厚み5mmを確保できないので撤去処置は絶対に必要です。

サイディング壁の塗り替え見積に、シーリング撤去の項目を確認しましょう。


2019年11月13日(水)
Y様邸塗り替え工事

先日より川口市内のY様邸の塗り替え工事が始まりました。

Y様邸はサイディング住宅ですが、目地が無くなって裏の青色のジョイナーが見えている部位が複数あります。

サイディング住宅では目地に亀裂等見つかったら早急に業者に相談ください。青色のジョイナーが見えたら遅いくらいです。

また昔のサイディングは釘で打ち付け、同色の塗料をクギ頭に塗装しましたが、劣化によりクギ頭の目立ったサイディングがあります。

これは質の悪い塗料でクギ頭を塗ったためサイディングと劣化度で差が出来たためおきます。

2019年11月12日(火)
鉄錆について

最近の建物ではあまり使われませんが、築15年以上前の建物には鉄が使われている住宅があります。

鉄骨のベランダや外部階段などの剛性の必要な所に使われています。

鉄はアルミ等に比べても強く安いので昔の建築には多く使われていましたが、唯一錆びやすいという致命的な欠点があります。

錆が進むとボロボロになって穴が開き、役に立たなくなっしまうので塗装が必ず必要です。

エポキシ系の錆止め剤の上にウレタンまたはシリコン系の塗装が一般的ですが、錆びている部分を撤去するケレン作業が大変です。錆が残っているとまた錆びるのでケレンが重要です。

ただ場所によっては充分にケレンが出来ないところもあります。

そんな鉄部のケレンのしずらい部位用に近年化学変化を利用した錆止め剤が出てきました。

鉄さびを充分ケレンしなくてもサビに塗ると科学的に赤錆から黒錆に変換し錆が進まなくなる塗料です。

黒錆になるとそれ以上錆びず鉄を守ってくれます。

2019年11月11日(月)
高圧水洗浄

住宅の塗り替えで大切な工程が高圧水洗浄です。壁や屋根にこびりついた汚れを高圧洗浄により取り除かないと、数年後に塗装がはがれる恐れがあるためです。

ホームセンターなどに行くとケルヒャー等の高圧洗浄機が売っていますが、弊社で使っている機械はあれの数倍強い150気圧で洗浄します。

ノズルもトルネードタイプという渦を巻いて水が出るため、汚れをまんべんなく落とします。

また高圧なため下地のぜい弱な部分を吹き飛ばすため、目視できない劣化部分もあらわになります。


2019年11月8日(金)
防水工事-5

FRP防水はガラス繊維を樹脂で固めたもので丈夫で防水性も高いものです。

10〜20年程度の改修ではグレーのトップコートだけ塗り替える事が多いです。

万一FRP防水でも亀裂等により漏水すると、もう一度FRP防水を最初からやるか、その上から他のウレタン等の防水のやり替えが必要になります。

通常FRP防水はグレーのトップコートに守られていれば、亀裂などは避けられますが、剥離や亀裂を放置しているとすぐに劣化してしまうので早めの手入れをお勧めします。

2019年11月7日(木)
防水工事-4
住宅の防水で大事な事がドレン(水抜き)の改修です。
ベランダ雨漏りの5割はこのドレン廻りから漏っています。

ドレンは改修ドレンを必ず使いましょう。改修ドレンを使えば、ドレン廻りからの漏水は止まります。

改修ドレンは鉛製、エンビ製あります。適宜使いましょう。
2019年11月6日(水)
防水工事-3

住宅のベランダなどの漏水には防水工事が必要です。
ウレタン防水、エンビシート防水、FRP防水などが使われます。

ウレタン防水はゴム状の防水材を流して平らに仕上げる防水材で、シームレス(繋ぎ目無し)の防水層を作れる大変優秀な防水です。

しかし以前はトップコートがウレタン樹脂を使ったもので、5年もするとチョーキングしてしまったのですが、弊社ではウレタン防水は全てフッソ樹脂のトップコートを使うため10年近い耐久性があります。
一般住宅のベランダのような役物の多い小数量のものには最適な防水材です。

2019年11月5日(火)
防水工事-2

現在住宅にもっとも使わりている防水材はFRP防水です。
ガラス繊維を樹脂で固めた硬い防水で、耐久性が高く防水性能の高いものです。

ただFRP自体は紫外線に弱い為、グレーのトップコートで守っていますが、劣化によってこのグレーがヒビ割れたり剥がれたりしたら、トップコートの塗り直しが必要になります。

もしFRPに亀裂等が出来、漏水しているようだったら、FRP防水のやり直しが必要になります。
これには大きな金額が掛かってしまうので、トップコートのヒビや剥離を見つけたらすぐ補修する事が重要です。


2019年11月1日(金)
防水工事

住宅の屋根は瓦やコロニアルが多く防水工事ではありませんが、平らな陸屋根のお宅や、ベランダの床などが防水工事になります。

住宅に良く使われる防水はFRP、ウレタン、シート、鋼板などいろいろあり改修が必要なものです。

雨が漏ると室内の壁紙がはがれたり、天井に染みができたりしますが、壁の中の構造体が濡れて腐食すると思いもよらない大きな工事金額が掛かります。

来週から住宅の防水工事についてお話しします。

2019年10月31日(木)
合い見積もり-3

外装塗り替えを検討しているのなら訪問販売系の会社は避けたほうが良いでしょう。

かなりしつこい営業方法で客があきらめて契約してしまうまで通います。
これはその営業者に大きな歩合(ボーナス)が入るからで、工事金額の2-3割入る事もあります。

その歩合は工事金額に含まれていますので、営業者・会社に利益が半分行ってしまい、実際の作業者には半分の金額しか行かないものもあります。

また見積金額から一気に2-3割値引きにも注意が必要です。見積書は現場を良く調査し、合い見積もりに耐えられるギリギリの値段を設定します。
2-3割値引きの出来る見積書は最初から2-3割高く出しています。

塗り替え業者は数年すると行方知れずなる業者も多いです。すくなくてもアパート、マンションの一室で経営しているところは避けたほうが良いでしょう。

2019年10月30日(水)
合い見積もり-2

相見積もりする時に気を付けなくてはならないのが、仕様の確認です。

仕様とはその工事で使う材料や塗装の仕方の事で、仕様が違うだけで工事価格も大幅に変わります。

合い見積もりで評価するなら、仕様の統一をすると公平に判断できます。

すべての塗料を弱溶剤二液性シリコン塗料で等、材料を指定するのが良いです。

自動車を買う時の相見積もりで、普通車と高級車で見積をとっても意味ありませんね。車種を指定して初めて公平な合い見積もりになります。

2019年10月29日(火)
合い見積もり

外部改修工事では決まった定価が無い為、相場を知るためにも2-3社から合い見積もりを取る事をお勧めします。

合い見積もりにより高い、普通、安い見積によって定価に近い価格を知る事が出来ますし、会社ごとの見積の正確さや施工法を知る事が出来るからです。

ここで注意が必要なのが、施工法や材料が違うため価格のみでは評価できません。使う塗料の質や見積ですべてをみているかも重要な判断材料になります。

だいたいの雛形がありドコの現場でも同じ見積を出していたり、一式でまとめているようなものは除いた方が良いでしょう。

いかにご自宅を良く見ているかが判断材料になります。

2019年10月28日(月)
シーリングの種類-2

シーリングには上に塗装しても筋状に汚れが付くブリージング現象という物がおこります。
これはシーリング材の中の可塑剤が塗装面を浸潤し外部の汚れを付着する事により起こります。

なので現在ではノンブリードと呼ばれるものが良く使われています。これは可塑剤が汚れを呼ばないような処置をしているもので、住宅ではこちらを使わなくてはなりません。

またモジュラスによっても高・低モジュラスがあります。
鉄筋コンクリートなどの強い構造体には高モジュラス、サイディング住宅には低モジュラスを使わなくてはなりません。

住宅に高モジュラスを使うと、弾性力の収縮力が強すぎてサイディング板自体が割れてしまうためです。


2019年10月25日(金)
シーリングの種類

改修工事で使われるシーリング材はポリウレタンと変成シリコンがあります。

この二つは使われる場所で違い、上から塗装する場合はポリウレタン、上が露出する場所では変成シリコンを使います。

ポリウレタンシーリングは塗料との密着性に優れるため、外壁と一緒に塗装する部位に使います。紫外線に弱い為、露出箇所には使えません。

変成シリコンシーリングは耐紫外線性能が高いので露出する部位に使いますが、上に塗装もできます。

すべての部位を変成シリコンを使えば塗装・露出を問いませんが、材料が高いという欠点があるので分けて使います。

以前よく使われていたシリコンシーリングはまったく塗装が出来ないので現在は使われません。

2019年10月24日(木)
シーリング工事-2

シーリング工事で一番大切なことは厚み5mm以上を確保する事です。

たまに既存目地のシーリングを撤去せずに上から新しいシーリングを打つ業者がいますが、厚みが確保されないので数年で亀裂が発生してしまいます。

またシーリングにはプライマー(接着剤)が必須ですが、こちらも塗らないでいきなりシーリングを打つ業者が散見されます。

見積書をよく読み、シーリング撤去工事が明記してあるか確認しましょう。

2019年10月23日(水)
シーリング工事

サイディング壁で重要な工事にシーリングがあります。
サイディング自体は亀裂に弱いので、目地のシーリングに弾性力を持たせ亀裂の入らないような構造になっています。

このシーリング目地が劣化し弾性力が落ちたり亀裂が入ると、重大なトラブルの原因になります。

サイディング板の裏に雨水が回り込み板が変形したり、亀裂からの浸水で建物自体の構造物が腐ったりします。

シーリング目地の劣化具合には注意を払いましょう。

2019年10月21日(月)
S様邸外部改修工事-2

外壁がジョリパッド、ベルアートの建物は汚染しやすいことと、亀裂が入りやすい欠点があります。
亀裂はモルタル壁だと宿命のような欠点で、どちらのお宅でも必ず入ります。

モルタル壁の住宅亀裂では幅が問題で0.3未満のヘアークラックは漏水の恐れもほとんど無く、フィラー刷り込み等で対処しますが、0.3mm以上の亀裂に対してはエポキシ樹脂の充填で対処します。

亀裂には広がり続けるものと、築5年程度で広がりの止まる亀裂があります。

モルタルは物性上収縮時に亀裂が入りますが、これは5年程度でとまります。広がり続ける亀裂は構造的な問題なので適切な補修が必要です。


2019年10月18日(金)
S様邸外部改修工事

本日から東京北区のS様邸の外装塗り替え工事が始まります。

S様邸はジョリパット、ベルアートと言われるモルタル壁にコテ等で模様を付ける仕上げ方法で、艶消しで凹凸の大きい模様が特徴です。

この仕上げ材の欠点は汚れやすいことです。つや消しは表面に微細な凹凸があり光を乱反射する事でつやを消していますが、この凹凸に汚れがつくからです。
雨水汚染や苔等で汚染しているものを良く見ます。

モリタ建装ではジョリパット、ベルアートの塗り替えにはビーズコートSiと言う商品を使っています。この塗料はつや消しですが、塗料表面を微細にコントロールして撥水効果を持たせているので汚染に強い塗料です。

2019年10月17日(木)
サイディングの塗り替え

昨日話したサイディングにクリヤ(透明)を塗装するのは意味があるのかと聞かれたことがあります。

本当言えば着色のシリコン塗装をするのがベストです。クリヤ仕上げだと現在あるキズや汚れが残ってしまいますし、塗膜の耐久性も着色の方が強いでしょう。

ただ現在質感のある磁器タイル調、石調、木目調が単一色になると、ノッペリし安っぽくなる恐れがあるので、現在の質感を生かしたクリヤ塗装をお勧めしています。

自動車のヘッドライトは長年乗っていると黄色く変色してきますね。あれはヘッドライトには新車時にクリヤ塗装がしてありますが、そのクリヤ層が無くなると、紫外線により黄変します。

つまりクリヤは下地を紫外線から守ってくれるので、塗り替えにクリヤは大変意味ある事です。

2019年10月16日(水)
サイディング壁の塗り替え-2

モルタル壁には厚みのある弾性系の微弾性フィラーを下塗りに使いますが、サイディングには浸透性のカチオンフィラーを使います。

これは密封する微弾性フィラーを使うと、サイディングの蓄熱効果等によって膨らむ恐れがあるためです。サイディングの塗り替えで小さな気泡が出たらこれが疑われます。

またサイディング壁には意匠性の高い、磁器タイル調、木目調、石目調の物がありますが、着色すると単一色でノッペリしてしまうので、模様を行かせるクリヤ(透明)塗装も良く行われます。

透明の膜で紫外線をカットすることによりサイディングの耐久性を上げられます。

2019年10月15日(火)
サイディング壁の塗り替え

モルタル壁を取り上げたので、サイディング壁の塗り替えのお話をします。

サイディング壁は亀裂の出来づらい構造ですが、こりは板間にシーリングという亀裂を誘発する目地があるからです。
シーリングは耐用年数が10年程度なので、亀裂が入ったり弾性力が落ちたら打ち替えが必要になります。

シーリングが劣化したまま放置すると、サイディングの裏側に水が廻り板が反ってきたり、構造体である木材が腐食してしまいます。

シーリング工事で大事なことは、打ち替えたシーリングにある程度厚みを持たせることです。最低で5mm程度の確保が必要です。
打ち替えないで上からシーリングを打っても5mm確保できないので、数年したら劣化し亀裂が出ます。

サイディング壁塗り替えのキモはシーリング打ち替えにあります。


2019年10月11日(金)
台風対策

今史上最強クラスと言われる台風19号が関東直撃コースを通って来ます。

塗り替え現場で問題になるのが、足場の倒壊です。台風一過のの後足場が倒壊したニュースが流れる事があります。
足場の台風対策はメッシュシートを畳むことになります。畳まないと強風によりタコのように風を受け強い力を受けるからです。

ここで問題になるのが、シートを畳むのも結構な経費が掛かってしまう事です。
台風対策費を最初から見積に入れるわけにもいかないので、施工業者の負担金となります。
一回ならともかく、1現場で数回台風が来る時があって、会社としても大変痛いですが台風対策は必ず行います。
何があっても足場を倒す訳にはいきません。

皆さまも台風にしっかり準備しトラブルの無いようにご注意ください。

2019年10月10日(木)
モルタル壁の塗り替え-4

木造モルタル壁の仕上げにはほとんど吹付塗装が行われています。コンプレッサーとうの圧力によって塗料を均一に壁に吹き付ける工法で、15年程度前まではもっとも一派的な住宅外壁の仕上げでした。

ただ機械の騒音や吹付に伴う塗料の飛散から現在では市街地では吹付塗装は行われません。

なので吹付仕上げの塗り替えには、ローラーによる塗装になります。

吹付仕上げは表面の凹凸が大きくそこに汚染が溜まりやすいので、ある程度の膜厚が付き表面がなだらかにするため、モリタ建装ではモルタル壁の下塗りには微弾性フィラーを使っています。
外壁から漏水等があれば弾性下塗りし、シリコン系の仕上げ材で仕上げます。

近年はやっているジョリパット、ベルアートなどの仕上げもこれに準じます。


2019年10月9日(水)
モルタル壁の塗り替え

弊社は官庁工事も行っていますが、鉄筋コンクリートの亀裂はUカットシーリングと言って、亀裂に沿って深さ1cmほどの溝をU状に堀り、そこにシーリングします。

これを壁の薄いモルタル壁でやると強度上問題が出るので、弊社ではモルタル壁の亀裂は0.3mm以上の物についてはエポキシ樹脂充填、0.3mm未満の物はフィラー刷り込みで補修しています。

一戸建て住宅モルタル壁でUカットシーリングしてはいけません。

2019年10月8日(火)
モルタル壁の塗り替え-2

モルタル壁の劣化は早ければ新築の数年後に亀裂がはじまります。
モルタルは乾燥収縮によって必ず亀裂の入る材料なのでなんらかの補修が必要になります。

ただ上手な工務店が良い左官屋さんを使ったモルタル壁だとほとんど亀裂の入らない住宅もあります。
壁を薄めに数回に分けてモルタル塗りするとほとんど亀裂は生じません。
急いで1回に厚くモルタルを塗ると必ず亀裂は入ります。

亀裂を放置するとそこから雨水が浸透し、壁裏に回って外壁が剥離する、構造体を腐らせる等なりますので、早めの処置が必要です。

2019年10月7日(月)
モルタル壁の塗り替え

以前の木造住宅はほとんどモルタル壁でした。網目のラス網を壁に貼りそこにモルタルを塗り、最後に吹付等の仕上げます。

モルタル壁は保温・防音性も高く良い壁材なのですが、材料の性質上絶対に亀裂が入ります。
これを嫌い近年の住宅ではサイディングのものが多くなってきています。


2019年10月4日(金)
T様邸外部塗装工事

本日から川口市内のT様のお宅の塗り替え工事が始まります。

サイディング壁の屋根がコロニアルと一派的ですが、建てたのがSハウスと大手ですね。

もちろん今回工事も建築した会社との相見積でしたがさすがに大手、弊社の1.5倍以上高いお値段でした。

お客様は私の見積説明に納得して頂き、弊社に工事を依頼されました。

使う材料は違いますが、弊社の選んだ材料も長年使ってきてノウハウや信頼性のあるものなので、納得して頂ければ工事価格も安く済みます。

2019年10月3日(木)
塗料の歴史-3

明治になり東京大学にドイツ人ゴットフリート・ワグネル博士を招へいし、その助手をしていた日本人の助手を指導して、顔料と塗料の研究が始まりました。

その助手であった茂木重次郎が明治14年ころに光明社を設立し、鉛丹錆止めやボイル油を使った塗料の製造販売を始めました。

この光明社が現在まで塗料のリーディングカンパニーである日本ペイント(株)となりました。

2019年10月2日(水)
塗料の歴史-2

化学的塗料であるペンキが日本で一番最初に使われたのは、ご存じ長崎の出島ででした。

歴史で習った事のある東インド会社の日本支店が出島にあり、「よもぎ色」のペンキで仕上げられていたそうです。

これは建物用のペンキではなく、オランダ商船を塗装していた船舶用のものだったと伝わっています。

ペンキの日本事始めはオランダ商船、東インド会社と歴史でよく耳にする事に関係していたのですね。

2019年10月1日(火)
塗料の歴史

日本には古来から漆や柿渋といった塗料があり、特に漆は縄文時代から使われ、外国で漆器はジャパンと呼ばれているほど日本になじんだ塗料です。
もちろん自然塗料で現在の化学塗料とは対極をなす塗料です。

みなさんもご存じの大阪城は現在は漆喰塗りの白壁ですが、豊臣秀吉が建てた頃の大阪城はコゲ茶色の壁でした。
これは当時はやっていた杉板を焦がしたもので、現在の熊本城がそれです。

しかし杉板張りの外壁は燃えやすかったので、防火に優れたしっくい塗りの白壁になっていきました。

2019年9月30日(月)
特殊サイディング住宅の塗り替え

新築時に超低汚染や光触媒のサイディングを使っている住宅の塗り替えには注意が必要です。
これらのサイディングをそのまま塗り替えすると塗装が剥離する可能性があります。

低汚染という事は汚れが付着しづらいので塗料も付着しないからです。

これらのサイディングの場合は塗り替え時に業者に告知が必要です。
外装塗り替えに慣れた業者なら、築10年以上なのに汚染が著しく少ないなどから予想は付きます。

超低汚染や光触媒のサイディングの塗り替えには専用プライマーを使えば塗り替えの出来るものもあるので、ご相談ください。


2019年9月27日(金)
塗り替え工事の訪問販売

住宅塗り替えで営業が訪れてくる訪問販売があります。

これの一番の問題点はその営業マンが歩合制な事で、1棟とってくると20-30%の歩合と言われる報酬を受け取る事です。

基本給は安く設定されているので、歩合金が欲しくて強引な営業を掛ける事もあります。
見積金額をすぐに数割落としてくるのはまともな会社ではありません。

100万円の工事価格だったら20-30万円がその訪販営業に、会社が20-30%とったら、実際に工事する職人には半額にもいかない事があります。

100万円の見積だったら全て工事施工に使う業者を選びましょう。

2019年9月26日(木)
塗り替え工事見積の注意点

いまや塗り替え工事の見積は数社から取り、比較してるお客様がほとんどです。
そこで御見積書の注意点をお話しします。

1.追加工事が出る見積書は失敗見積です。
 見積の段階でハッキリしているのに追加工事が出る見積書は注意しましょう。
 足場を掛けて初めてわかったなど以外は追加工事は発生しません。

2.塗料のグレードに注意が必要で、高い見積でも耐久性の高い良い塗料が使われているのかもしれません。
 ネットなどでその使われている塗料を調べてみましょう。

3.値引きの多い見積は最初から高いのです。
 最初から2-3割値引きする見積は注意が必要です。
 正しい見積はそんなに値引きできないはずです。

2019年9月25日(水)
塗料のグレード

塗料には含有される樹脂からアクリル−ウレタン−シリコン−フッソのグレードがあり、主に耐候性が上がります。

材料自体も樹脂によって高くなる傾向があります。
モリタ建装(株)ではコスパの観点からシリコン塗料をお薦めしています。

しかし近年では無機、ナノテク、ラジカルなど様々なものが出てきていますが、建築材は長期の信頼性が重要なので、まだまだこれから評価が決まってくると考えます。

2019年9月24日(火)
塗装の目的

塗装は色を新しくしてイメージを一新する事はもちろん、建物を紫外線から守る最前線の役割があります。

太陽光紫外線のエネルギーは大変強く、全ての物の分子結合を破壊しモロくします。

そこで下地のサイディング、モルタル、木、鉄などを紫外線から守るのが塗装の役割になります。
建物を守る鎧なのです。

鎧が壊れてしまうと下地が破壊され思ってもみなかった補修費用がかがりますのでご注意を。


2019年9月20日(金)
天然塗料

塗料は色々の樹脂などを化学的に混ぜて作りますが、ホルムアルデヒドなど人体に影響を与えるものもあります。

私などは野性的に育ってきたのでアトピーや花粉症などはありませんが、大変敏感な人もいますし、お子さんに多いようです。

そこで天然の素材だけで作られた塗料が天然塗料です。

日本古来の漆や柿渋などがこれにあたります。

2019年9月19日(木)
遮熱塗料

一般の屋根塗料と比べて遮熱屋根塗料は3割程度価格が高いですが、工事全体からみると数%の差なので、一般住宅の屋根塗装には遮熱タイプの塗装をお勧めします。

工場などの金属屋根ですと遮熱塗料の効果は高いですが、一般住宅の場合、屋根裏に空気層があるのでそこまで効果は感じられないかも知りませんが、真夏に2階に上がるとムッと熱くなる事がかなり緩和されます。

長い目で見れば光熱費にも大きくかかわってくるので、屋根塗装を検討されるなら遮熱塗料をお勧めします。

2019年9月18日(水)
耐熱塗料

普通の塗料を高温になる部位に塗装すると、変色したり剥がれたりしてしまいます。

耐熱塗料は煙突など高音が予想される部位に塗る塗料です。
300度〜700度程度まで数種類あります。

以前は一般家庭でも煙突などに塗っていましたが、現在ではあまり高温になる部位が無いので使われません。

工場やプラントなどに良く使われています。

2019年9月17日(火)
耐火塗料

鉄骨構造だと鉄に耐火被覆が必要になります。火事の時に鉄が曲がってしまうので、いきなり建物が崩れないように何時間か持つように断熱材で覆います。

以前ですとロックウールとうで耐火被覆していましたが、アスベストが含まれているため現在は使用できません。
そこで各社耐火被覆の資材を開発していますが、塗料でもあります。

耐火被膜を薄くできるので意匠性に優れ、鉄骨造の店舗内装などで使われています。


2019年9月13日(金)
ナノテク塗料

ナノテクノロジーとは少し前に登場した微細な分子をコントロールして作る技術です。

今までには考えられなかった物性を持つものが作る事が出来ます。
塗料は水性と溶剤に別けられます。今までは溶剤の方が耐久性の高いものが作られましたがナノテク技術を使った水性塗料は溶剤を超えるものもあるそうです。

塗料のナノテク利用は主に対汚染性と耐久性向上に使われています。
分子表面をコントロールする事により期待する特性を持たせるのです。

ただナノテク塗料も数年前に登場したので、数十年スパンの建築ではまだまだ信頼性に問題があるようです。

2019年9月12日(木)
防塵塗装

コンクリートの廊下や階段土間など、防水するほどでもなくエンビシートを張るほど予算もない時があります。

このようなときは防塵塗装します。塗装なので安価で工事しやすいですが、美観も良く簡易防水の効果があります。

ただ古い建物の床の防塵塗装はハガレてしまっている事が多いです。

そこでモリタ建装では防塵塗料として日本特殊塗料のユータックRをお勧めします。

塗りたてはもちろん大変綺麗になりますし、特に耐久性が高く10年近くたっても剥離も無く良い防塵化塗料です。

コンクリの土間にお悩みの方はメールください。

2019年9月11日(水)
防汚塗料

住宅の外壁が汚れてくるのは何故でしょう?
太陽の紫外線や風雨によって表面がガサ付きそこに汚れが溜まってしまうためです。

建築塗料と言えば全て防汚を謳っていますが、塗料をガサつかせる原因は紫外線によるものが多いです。
住宅でも南面の劣化が一番進行しています。
太陽の紫外線エネルギーは凄まじいからです。

紫外線に対抗できる塗料としてはフッソ・無機塗料があげられますが、モリタ建装では溶剤二液シリコン塗装をお勧めします。
コスパに秀でていますし防汚対策も万全!興味あったらメールください。

2019年9月10日(火)
重防食塗料

鉄製の橋などは水の近くという湿気の多い所や、海風にさらされたりと劣化にとっては過酷な場所にあります。

かと言って全面足場を掛けてチョクチョク塗り替えるわけにもいかないので、錆止め工程に重防食塗料が使われます。

これはエポキシ系塗料でたいへん耐久性の高い塗料がメーカーによりシステムとして開発されたものです。

一般家庭でも錆の恐れがあり、短期に塗り替えのできないところなどで使われます。

2019年9月9日(月)
浸透性サビ固着塗料

鉄材は構造的に強いので昔から建築物にはよく用いられますが、錆びるという欠点から近年は敬遠されています。

錆は見た目も汚いですが、構造的に弱くなるので早い補修が必要です。
錆びた部分を撤去し(ケレン)錆止め−上塗塗装が必要ですが金額的に結構かかる事や、ケレン作業により錆が飛散するので塗り替えが難しい場合があります。

一般的な錆は赤錆でどんどん腐食が進行しますが、黒錆の酸化鉄にするとそれ以上錆が進まずに鉄を守ってくれます。

そこで赤錆を黒錆に変質させる浸透性サビ固着塗料を使うと、ケレンや塗装が難しい部位でも簡単に使用する事が出来ます。

弊社ではサビキラーPROを使っていますが、見た目は気にしないので鉄の錆の進行を止めたい場合は気軽に使える商品です。


2019年9月6日(金)
防虫防腐塗料

木部に使う塗料で虫害や腐敗を防止する事を目的にした塗料です。

代表的な商品にキシラデコールやオスモがあります。

木目を生かした着色効果もあり、木の伸縮にも対応するため塗料の剥離などはありません。

ただ耐久性が低く3-5年に1度塗らなくてはならないので、プロに頼むと高くつきます。

オーナー様が日曜大工で数年に1回塗るならベストの商品です。

2019年9月5日(木)
塗料について

塗装工事で塗料の選定は重要で、なんの目的でどのような塗料を使うかを良く考えて決めます。

以前では考えられない無機塗料やナノ塗料など新しい技術を使ったものも次々現れ、私たちプロも知らないものが多く登場しています。

どのような塗料をどんな部位に使うか、どこの塗料メーカーの物を使う事はそれぞれの塗装店の経験とノウハウが詰まっています。

明日からは色々な塗料についてお話しします。

2019年9月4日(水)
コーポF外部改修工事-7

このアパートは木造2階建てで鉄骨階段、鉄骨廊下が設置されたよくあるタイプの建物です。

この鉄骨は丈夫で堅牢な構造物なので建築にはよく使われていましたが、錆びるという欠点があり現在ではあまり多用されなくなりました。

アパートの鉄骨階段、鉄骨廊下も建物との接続部の天井が錆びてきているものが多いです。
これを放置すると鉄骨工事で補強が必要になったり、最悪の場合床部分が崩落する事故に繋がります。

このため、鉄部の塗装は、ケレンを十分に行い、エポキシ系の錆止めを入念に塗装し仕上げの塗装する事が必要です。

鉄の錆は赤錆ですが、薬品により黒錆に変化させる塗料もあります。
鉄は黒錆に覆われるとそれ以上錆無くなれます。




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