■メリハリに欠ける建物は二色仕上げで。
写真の建物はモリタ建装が昨年工事した、川口市のK様邸です。
○劣化状況
・外壁
サイディング壁でチョーキングが進み模様も落ちているのでクリア仕上げ不可。
目地シールに多数の亀裂、一部シーリングが抜け落ちている。
・屋根
コロニアル屋根で汚染と苔の発生が見られる。
・その他
破風板の目地シールに亀裂が見られる。
ベランダ床のFRP防水トップコートに亀裂と剥離が見られる。
○外壁
一般的なサイディング壁ですがメリハリに欠ける事をオーナーは話していたので、外壁を上下二色にすることをお勧めしました。
この建物だと真ん中に壁幕板が横に走っているので二色仕上げし易かったこともあります。
上下二色の場合は基本的に1階を濃い色、2階を薄い色で仕上げるのが常道です。
人間は濃い色を重く感じるので、2階を濃くするとアンバランスに感じます。
有名設計士の建物などで上に濃い色を使ったものがありますが、一般住宅の場合は常道で行きます。
写真をみても多くの人が二色仕上げに賛成いただけるものと思います。
ご興味のある方はここのサイトのトップページの[外壁2色仕上げのお勧め]をご参考にしてください。
○屋根
屋根はコロニアル板でしたが、割れや欠けがあったのでタスマジックを使い補修しました。
割れや欠けのあるコロニアルの専用補修材タスマジックを使用して安価で安心な補修いたしました。
その上から遮熱パラサーモシリコンをタスペーサ併用で仕上げました。
タスマジックとタスペーサは同じメーカーの製品で、コロニアル関係に特化したメーカーです。
○破風・雨樋等
一般塗装部である鉄部や雨樋などは弱溶剤2液型のシルビアNADシリコンを使いました。
外装に特徴を付けたい。思い切って外観のイメージを替えたいご希望有りましたらモリタ建装をお申し付けください。
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