■コスパも考えて塗装を考えましょう
外壁塗装や屋根塗装塗り替え工事では高いお金をだせばいくらでも良い塗装が出来ます。高額を出してフッソ塗料を使っても、フッソの耐用年数以前にシーリングや鉄部塗装などが劣化してしまうので、耐久性の低い部分からの再塗替工事が必要になり無駄になってしまいます。
大切なのは建物の塗り替えサイクルの年数を考えて、コストパフォーマンスの良いものを選択していくことです。
モリタ建装では塗り替えサイクルを標準仕様で10年、高耐久仕様で15年程度に設定しています。
塗料選定上、経済的な側面から捉えた要因をまとめてみました。
●塗料の価格 : 石油製品高騰の折、塗料の価格も大事な塗料選定の考慮要因です。
●塗料の使用量 : 単位面積当たりの塗料使用量も塗料決定時の大切な要因となります。
●耐用年数 : メンテナンスコストと共に大切な経済性の要因になります。
●メンテナンスコスト : 塗料の価格面と同程度に重要な要因です。
塗装設計の要因・塗膜厚
塗り回数 : 塗料によって必要塗り回数は異なります。1回で十分なものから4〜6回必要なものまであります。塗料によって異なりますので確認が必要です。
塗料使用量 : 塗料によっては単位面積当たりの使用量が大きく違うことがあります。使用量は塗り回数によっても変わってきます。
塗装設計における塗装工程・塗装作業上の要因
塗装の単独工事以外の場合、他の工事と塗装工事との兼ね合い、養生の必要性など作業工程を決定する上で大切になります。これを誤ると仕上がりにも影響し、トラブルの元にもなります。経験と総括的な視野が要求されます。
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